精神疾患を抱えての歯科受診のハードル 

 

皆さんは、特に大きな病気を抱えていなくても歯医者を受診する時緊張しませんか? 私にとって、歯医者受診は、とてもハードルが高いものです。 

精神疾患を抱えているとその 負担はさらに大きくなります。

 心療内科や皮膚科や内科などは、診察が終わればすぐに外に出ることが出来ます。

 しかし歯医者の場合、一度名前を呼ばれたら、外に出ることができません。 

私にはそれが「逃げられない状況」に感じられ、強い不安を引き起こします。

 

歯医者の受診を決意した理由
 

最近、歯に小さな穴が開いていることに気が付きました。
放置するわけにもいかず、覚悟を 決めて歯医者を受診することにしました。
歯医者はとにかく時間がかかります。
予約をしていても待合室でまち、席に案内されてもさ らに待つ事が多いです。

 

私は、以前歯科助手として働いていた経験があり、治療の流れや治療にどれぐらい時間がか かるかある程度予測できます。
そのため当日は長時間拘束されることを覚悟し、抗不安薬を 1 錠半服用して受診しました。
以前勤めていた歯医者では、初診でも当日に治療していたので、そのつもりで受診したのですが、しかし今回初めて行った歯医者では当日の治療はありませんでした。

 

初めて行った歯医者での流れ

 

問診表の枚数がA4の用紙4枚ありました。読み書くのが大変でした。
その後呼ばれるまで待つ、呼ばれたら今度はカウンセリング、その後また待つ、次に呼ばれ たら歯のレントゲンをとり、その後席に案内されそこからまた待つ、先生が来て、虫歯チェ ック数分で終わり、当日はそれで終わりでした。
総時間2時間30分で次回の予約が1時間30分枠で、治療計画の話を聞くためだけの通院が必要とのこと。 3 回目の通院から治療開始となるらしい。

 

私はパニック障害を患っており、人混みや大きな音に敏感です。
また、長時間席を離れられ ない状況は、心身に大きな負担になります。
通院回数を減らしてほしいと相談すると、その場合1回の治療時間が長くなります。と説明 されました。

 

この歯医者は、パニック障害を抱える者として、通院するのは難しいと感じ、後日別の病院 に変えることを伝え、通院をやめることにしました。

帰宅後動けなくなり、疲労としんどさに襲われ2日間寝込みました。

 

伝えたい事

 

「特別な配慮をしてほしい」とは思っていません。
ただ、障害を抱えている人への最低限の 理解と対応があればとかんじています。

カウンセリングや治療計画の説明よりも、まず治療をしてほしい。
「待つ事」への不満ではな く、「当日に治療をしてほしい」という思いです。

 

電話予約時に自身の状況は伝えていましたが
・当日に治療が可能か
・初診でどこまですすむのかをもっと具体的に確認すべきだったと反省しています。

 

同じような立場のかたへ

 

障害を抱えている方が歯医者を受診の際は、電話予約の時点で 自身の体調や障害の状況・通院回数や治療への希望をしっかり伝え、対応可能かどうかを必ず確認してください。

そうしないと、私のように病院選びで大きな負担を抱えることになりかねません。

この失敗が、少しでも誰かの役に立てれば嬉しいです。