葉山神社御社殿竣工奉祝祭最終日 | 雄勝法印神楽師のブログ

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変な時間の投稿になってしまいました。


昨日も素晴らしいお祭りでした。


神楽奉納のだいぶ前から、沢山のお客様が見えられました。


宮司の取り計らいで、時間前にボーナストラックで何か舞おうという運びになりました。


そのボーナスや凄まじく、なんと!「鬼門」




私が目標とするところの先生が舞いました。


やはり上手でしたね。魅せられてしまいました。


神楽師的にはやりにくい展開でもあります。(笑)


上級演目からスタートした訳ですから(笑)


かくして、当初の演目の一番、初矢を奉納しました。


笛担当なので、この画像はありませんが、「荒型君」の出番です。


初矢は、若手が増えたので、もはや取り合い演目といっても良い位です。


直会の席で、「同級生」が言ってました。初矢を極めたいと。


荒型君は上手に舞ったと思います。


頑張っていました。


私は笛担当、本当は先生が吹けば、もっともっと舞いやすいと思いますが、今回の奉祝祭の勝手に決めた裏テーマが「僕らの成長」です。容易に先生を頼るのではなくて、必死こいて自分らも成長する。舞だけではなくて、笛太鼓もね。


私たちも年をとるし、先生方も等しく年をとります。


震災以前も以降もリードしてきてくれた先生方に感謝したいとの思いもありました。そんな奉祝祭でした。





↑これは、白露の時の画像です。


この舞の前に私の出番がありました。


神様の生い立ちを紹介する役柄です。


これを習得するのは本当に大変でしたね。後輩の手前、余裕だぁなんていってましたが、冗談じゃない、必死でした。


水面に浮かぶ白鳥のごとく、涼しく見せて、その実、足はフル回転(笑)でした。




↑これは演目、叢雲です。


叢雲、遂に復活となりました。


平成22年に国立劇場で奉納した思い出の舞ではありますが、今回は兄弟子が奉納しました。




↑久しく年月を経ながら復活した宇賀玉の舞です。


基本的に漁業中心の町なので、農耕しぐさのあるこの舞はホント難しいんです。


さすが先生としか言いようがない舞でした。


まだまだ書きたいことはありますが、今日の報告はここまでで勘弁してください。


さすがに眠いです。