2008年12月22日(月)

2008年秋 スルッとKANSAI3day 3日目(02)

西院 05:42 → 北野白梅町 06:07 (予定)

西院 05:42 → 北野白梅町 06:08 (実際)


京福電鉄 嵐山本線 普通

京福モボ101形モボ101




詳しい地図で見る
西院駅付近の地図です。Wiki文法で地図を直接貼れなくなってしまったので、以前貼った時のデータを参考にして、適当に数字を入れていたら貼れました。




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嵐電西院駅北側です。左側が嵐山方面、右側が四条大宮方面の線路です。右側の線路から西院車庫への線路が分岐しています。嵐山方面と車庫とは直接繋がっておらず、この先の渡り線を使用します。これから乗車する列車はこの配線がカギになります。




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嵐山方面ホームです。




(ウィキペディアより転載)
ほぼ同じ角度からの写真がウィキペディアにあったので転載しておきます。




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これから乗車する列車はこちらの四条大宮方面から発車します。理由は最初の写真で説明した通り、車庫から出庫するには一旦四条大宮方面の線路に入り、折り返して渡り線へ向かう必要があるからです。嵐山方面のホームに入るには、さらに折り返す必要があるため、早朝で利用客が少ないから割り切って反対方向のホームを使用しているのでしょう。




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叡電は京福から独立して現在は京阪の子会社ですが、ケーブルカーとロープウェイに関しては京福が保有しています。そういう事情から京福の駅に掲示されているのは不思議ではないのですが、事情を知らない人には何でここに?と思うでしょうね。坂本ケーブルは年中無休ですが、こちらは冬季運転休止として点検・整備を行います。ただし正月のみ利用客があるので特別運転を行い、元旦だけは早朝から運転します。




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西院はこのあたりの地名ですが、阪急の駅は「さいいん」なのに対し、京福は「さい」となります。地名の公的な読み方は「さいいん」ですから阪急の方が正しいのですが、歴史的に見れば「さい」と呼ばれていた方が古く、「さいいん」と呼ばれるようになったのは阪急京都線の前身である新京阪鉄道の駅がこの読みを採用してからのことです。京福の駅は1910年に前身の嵐山電気軌道によって開業していますから、当時の一般的な「さい」を採用したのは自然なことです。




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西院駅の駅ナンバリングはA3、隣の駅であり嵐山本線の始発駅である四条大宮駅はA1なので、A2が抜けています。1971年まで中間に壬生駅がありましたが、四条大宮と近いこともあり利用者が少なくて廃止になっています。これを復活させるのか、それとも山陰本線との交点に両線の駅でも設けるつもりなのかはわかりませんが、欠番にしてあるということは、将来駅が増えても番号を変更しなくてもいいように考えられたものでしょう。しかし駅の新設に関しては全く具体的な計画は全くありません。




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四条大宮行き時刻表ですが、このホームから発車する嵐山行きと北野白梅町行きの時刻も掲載されています。北野白梅町行きは5時台の1本だけですが、嵐山行きは平日ダイヤで3本、休日ダイヤで2本設定されています。




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まだ時間があるので、再度コーヒータイムです。




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まずは5:40発の嵐山行きがやってきました。平安遷都1200年記念に協賛したレトロ車体のモボ21形27号です。車体のデザインモチーフはモボ101・111・121形で、モボ621形をベースにレトロなデザインを取り入れたものです。ダブルルーフの中には冷房装置と電源装置が入っており、明りとりの効果は全くありません。逆にいえば、冷房装置等を隠すためにはこうせざるを得なかったということでしょう。。




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渡り線のあるところまでは逆走します。因みにこの四条通を大だんする踏切には遮断機が無く、信号機のみ設置されています。




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入れ替わりに北野白梅町行きがやってきました。番号はよく見えませんが、モボ631形632号です。モボ611・621形と異なり、新製台車を履いています。




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北野白梅町駅に到着です。周りが明るかったなら、帷子ノ辻駅で一旦下車し、折り返しの様子を撮影するところですが、まだ夜明け前なので断念しました。ちなみに現在632号はゲゲゲの鬼太郎キャラがラッピングされた「化け電」になっています。




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北野白梅町駅の駅名標です。




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付近にはバス停が6箇所あるため、乗り換え客の便を考慮して市バスのりば案内が掲示されていました。北野白梅町にはJRバスも通っているのですが(停留所名は北野)、これでは全く無視されています。京都市が設置したもののようですから、仕方ないのかもしれませんが、利用者本位で考えて欲しいものです。




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これだけ見ると立派な駅に見えますが、実際は小さな駅です。隣にスーパーのイズミヤ白梅町店があるため、余計に小さく見えます。