2008年01月27日(日)

2008年冬 関東地方旅行4日目(13)


蒲田 → 雪が谷大塚


東京急行電鉄 池上線 普通

東急1000系クハ1000形クハ1012



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2007年5月から2008年夏にかけてJR東日本では蒲田駅の大規模改修工事が行われていました。そのため東急への乗り換え案内も仮設状態でした。多摩川線の下に(旧目蒲線)の表示を加えているのは、まだなじみが薄いからでしょうか。




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1番線には五反田行きの7700系が停車中でしたが、とりあえずこれはパスします。この編成は中間サハ3両を電装・先頭車化改造した編成なので、先頭形状が1000系に準じたものになっています。




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別ブログで行っている定点対比の撮影のため、一旦多摩川線ホームへ向かいます。ホームには安全策が設置されており、ホームの先までいけなくなっているのは撮影車泣かせですが、安全のためなら仕方がありませんね。




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この1014編成ですが、新7000系の導入によりこの年の7月に廃車となっています。3両のうち中間車は解体、残りの先頭車同士で2両編成化され、上田電鉄1000系となっています。現在上田電鉄には合計で4編成8両が在籍しています。




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降車側ホームなので車体にかかる部分には策が無いのですが、それでもこのような写真しか撮れません。




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池上線ホームに戻ると、80周年の記念ヘッドマークステッカーが貼られた1012編成が停車していました。これは「池上線開通80周年」企画の一環として行われたものですね。2007年8月から2008年8月までの約1年間貼られていたようです。




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池上線は1922年10月に池上電気鉄道の手によって蒲田~池上間が開業したのが最初で、1928年6月には五反田まで開業しています。この路線だけでは将来の発展が見込めないことから、中央本線国分寺方面への延伸を画策し、その手始めとして雪ヶ谷から分岐して新奥沢に至る新奥沢線を1928年に開業しています。しかし五島慶太率いる目黒蒲田電鉄(後の東急目蒲線)の競合路線であったことから計画は頓挫し、結局池上電気鉄道自体がライバルである目黒蒲田電鉄に吸収合併されてしまいました。




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反対側の先頭車デハ1012です。このステッカーが貼られたのは1012編成と1023編成の2本のみで、遭遇で来たのはラッキーだったようです。




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前月の2007年12月に導入されたばかりの新7000系がやってきました。しかし柵が邪魔ですね。




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これにも乗車したかったんですが、先を急ぐのでステッカー付きの1000系に乗車しました。




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雪が谷大塚で下車します。これはここで定点対比をするためです。




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雪が谷大塚駅の駅名標です。雪ヶ谷駅と調布大塚駅を統合して開業したので、このような複合駅名となったそうです。