原爆の日や終戦記念日が近づくと、ワシントンDCの第二次世界大戦記念碑やスミソニアン航空宇宙博物館をはじめて訪れた時のことを思い出します。ちょっと衝撃だったので。
ワシントンDCと言えばアメリカ全土は然り、世界中から観光客が集まる場所です。NYとは違いちょっと大人の雰囲気を感じます。
第二次世界大戦記念碑 World War II Memorial
その中心にドーンと建てられた“第二次世界大戦記念碑”の壁の一部には、当時の大統領フランクリン・ルーズベルトの日本軍の「卑劣な騙し討ち」真珠湾攻撃に対して「1941年12月7日は将来、恥辱として記憶に刻まれるであろう日、アメリカ合衆国は日本海軍から突然かつ準備周到な攻撃を受けた」全米では有名な「恥辱演説(Infamy Speech)と呼ばれた一節全文はこちら、が刻まれています。
スミソニアン航空宇宙船博物館 National Air and Space Museum
また、スミソニアン航空宇宙博物館には広島に原爆を落とした「エラノゲイ(B29)」が展示されています。私が訪れた時にちょうど館員の一人が見学に来たアメリカ人達を前にして「第二次世界大戦を終息させた英雄、戦争を止めた英雄」と言ったような説明をしており「そうかB29はアメリカでは英雄なのか?!」と衝撃を受けました。
第二次世界大戦にかかわるワシントンDCの見所 その他
上の二つの他にも日本と関わるものと言えば硫黄島記念像。近くで見ると迫力があります。この象にまつわるお話はこちらから。
また、第二次世界大戦当時の大統領で終結とその勝利を目前にして亡くなった、フランクリン・ルーズベルト メモリアルもお勧めです。
他にも見つけたらここに追記していきたいと思います。
加害者は実は被害者でもあり逆も然りでしょうか。日本が被害国だ、いえ騙し討ちを喰らったアメリカが被害国だなどと、国VS国でつい捉えることはなくなってきたのかなと感じます。
ワシントンDCへ来られたら是非、訪れてみて下さい。そして貴方はどう感じられるでしょうか。