わたしは、
親にされて嫌だったことを
自分の子どもに決してするまいと

また

わたしがしてほしくて
してもらえなかったことを
子どもにしていこうと

それを楽しみに生きているようなところがあります。


例えば
わたしは 昔
自分が決めた進路を認めてもらえず
あきらめたので

子どもが進路を決めたら
それを応援する

というのを決めていました。





一年ほど前に 中学生の娘が
絵を勉強したいと言い出しました。

私が応援したくてここぞとばかりに
美術系の高校を探し
内容を伝えたりしていたら

思っていたような内容ではない
高校は普通科に行く…と言い出しました。

その後もわたしは、しばらく
「絵の勉強したいんでしょ?」と何度か美術系高校について問いかけてみましたが、彼女はもう興味を示しせんでした。


わたしは前述のように
子どもの頃自分の意見を尊重してもらえなかったことが心残りで、親の立場でそれを果たそうとしてるわけですが

わたしも結局
娘が決めたことを尊重してない
ということに気がつきました。



それで志望を普通科に変えたんですが

ここでもまたひとつ(笑)


わたし自身が高校までは勉強ができたものですから

娘にも
「これくらいの勉強レベルの高校、やればいける!」と、ついつい話をしてしまう。

娘には、校風で行きたい学校があるのです。


彼女にも、彼女の決めた道がある…と
今も、たまに自戒する毎日です。