祈り合わせの会に参加しました。
大好き。
2時46分に、遠藤園子さんのクリスタルボウルの一音のあと、
「アメニモマケズ」の詩を2回、朗読しました。
1回目は、本を持って、
2回目は、本を持たずに。
そして、3時からは、
「アメニモマケズ」
のフラを、参加者全員で踊りました。
このフラは、震災のあと、日本の人々への敬意と励ましを込め、アジアのアーティストたちが宮沢賢治の詩にメロディーを付け、
各地でチャリティーコンサートを開いて歌ってくれた曲に、ハワイのフラの先生ラニさんが振り付け、誕生したそうです。
広島の中野千春さんがこのフラをハワイから持ち帰り、昨年、東北に届けてくれました。
千春さんの踊る「アメニモマケズ」の感動が、今回の3.11祈り合わせになりました。
遊庭さんに体を運べなかったたくさんの方も、
それぞれの場所で、踊りました。
1人1人の祈り(魂振・踊り)が、
「アメニモマケズ」の歌に乗って、
きらきらと放たれてゆきました。
まるで、流れ星みたいに。
光の流線形を描きながら。
空の遠くへ。
4年経って初めてわかる、
未だ感じることのできないでいた悲しみ、
理不尽さ、
腹立たしさ、
苦しさ、
やりきれなさ、
と同時にある、
愛しさ、
切なさ、
感謝、
そして
光。
アートやパフォーマンスではない、
1人1人の、祈りの光。
まさしく、祈りを合わせる、時間でした。
そのあと、仙台のコンテンポラリーダンサー クマガイミホさんのダンス
それはみんなを導く灯台の光のようでした。
そしておまちかね!
我らがスイーツ王子慶くんのマクロビスイーツ!!
王子が用意してくれたのは、5種類のケーキ。
これは、ドライフルーツのアールグレイタルト。
全部絶品でした!!
「あの震災の時、みんなで食べ物や物資、いろんなものを分かち合いました。
今日のケーキは、思いがけずたくさんの方々の参加で、お一人に一つづつはお渡しできないのですが、
あの時のように、皆さんでシェアして召し上がってください。」
という王子の想いに、じーーーん。。。
そうだよ、あの時は食いしん坊のももすけでさえ、
独り占めしないでみんなで譲り合って食べたんだ。
ご飯も、おやつも。
ちょっとずつだけど、ものすごく満ち足りた気持ちになったティータイムのあとは、
遠藤園子さんのクリスタルボウル。
地球からのような、
海の底からのような、
宇宙の星々からのような、
静寂の音。
まだ出て来ない、芽や蕾を優しく導くみたい。
私たちの中にある、まだ出て来ないけど、
確かにある、もの。
最後に遊庭のまりさんと一緒に、地球の平和と調和をお祈りし、
仙台雨ニモマケズフラダンサーズのお次の課題曲も披露され、
次に繋がるお開きとなりました。
4年前の震災を、私は山元町で、お友達と一緒に経験しました。
ひとりぼっちだったら、どんなに怖かっただろう。
どんなに不安だっただろう。
どんなに心が折れただろう。
みんなと一緒だったから、
前を見ていられた。
心丈夫でいられた。
パニックにならずに、いられた。
みんなと手を繋いでいたから。
今年の3月11日も、遊庭さんで、
みんなと手を繋ぎ、一緒に祈りを合わせていられたこと、
本当に感謝です。