ブラック企業で働くデザイナーの転職奮闘記

ブラック企業で働くデザイナーの転職奮闘記

ブラック企業に勤める26歳デザイナーの日記。
夢は転職と彼氏との結婚。

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今日、ズブの素人(部長)に「完成度が低い。Aさん(使えない同期作業時間2時間)ぐらいクオリティ上げたら??」ってボロクソに言われて、私はもう10何時間かけてウンウン唸って作成したんですよ!!!!「なんだこいつ調子いいときだけ上司面しやがって馬鹿じゃねーのもう辞めてやる!!!!」って思ったんですがね、、、

まさのはデザイン系の高校出てるので、デザイン歴10年です。10年間本当に本当に悔しいことや上手くいかないことばかりでした。上手に出来たことなんかほとんどありません。常に他人と比較されて全員の前で先生にこういう理由でダメなんだと言われるのです。それでも悔しい気持ちを振り切って皆先生に聞きに行ったり、次の日また無心で画用紙に向かっていました。あのときの仲間達は異常でした。異常なほど一つのことをただ目指していました。

大学も似たようなものでした。予備校よりは放任主義でしたが、一つ目の予備校で慣れていたので自主的に色々なことに取り組みました。講評の日はいつも悔しかったし、たなに褒められた時は自分が素晴らしい人間なんじゃないかと思いました。

私の学生時代に青春などありませんでした。ただただデザインと向き合ってそれ以外に興味がありませんでした。彼氏は欲しかったけれど、デザイン以上に熱中出来る人がいませんでした。

最近、周りは女の幸せを掴み始めています。段々それが正しいと思い込むようになっていました。けれど、今までの私の人生で一度もそんな人生を想像したことがありませんでした。俗説に流され、一番大切なことを忘れていました。

デザインが好きだ。

それだけで10年間必死で生きてこられた。
簡単に手放すには難しすぎます。いつだって諦めることは出来たのに、いつも悔しさをバネに歯を食いしばって努力してきました。

なんだか、デザイナーは、人に無い技術というよりも正々堂々デザインと向き合える人が少ないということなのかな。