新年早々3 | kumisatoのブログ

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2013年、年明け早々、息子サトが脳動脈奇形で脳出血を起こし開頭手術。二ヶ月後退院。その一月後、旦那の膵臓ガンが発見され、2014年年末に亡くなりました。
家族は、娘ミサ。息子サト。そんな母の呟きブログ。


隣人に、みさをお願いして、私は救急車へ。

車内で病院へ連絡中。
救急隊員「近くの総合病院が、先生が1人で別の救急車が来るので、対応出来ないようです。遠いですが、隣市のR病院まで行きます。40分程ですが、宜しいですか?」
私「(内心、そこは遠いなぁーと思いながらも、仕方ない)お願いします。」

救急車が走り出して、旦那から電話が
旦那「さとしは、どうだ。病院は、決まった?」
私「救急車に乗ったけど、病院がまだ決まらない。決まったら、連絡するから、まず、帰ってみさをみてて」

救急車が走り出して、5分。また、旦那から電話‥
旦那「どうなった、俺も、病院へ向うから」
私「待って、R病院だって。でも、みさが隣に居るから、迎えに行って、家で待ってて‼」

こんなに、焦った旦那をみたことがない。我が家は、子供が2人、みさを完全に忘れている。落ちつけよ‼と怒鳴りたくなった。

搬送中、
救急隊員「ん~、糖尿病、高血圧などの既往症がありますか?」
私「ありません。頭痛い、と言うのも聞いた事がないくらいですが」
救急隊員「ん~、そうですか‥」

救急隊員の方、何度も「ん~‥」と、うなっては、首を傾げ、私は、頭が痛いと言うのに、「こいつは、親が居ない間に、悪い物(腐った物とか‥)でも食べたかなぁ‥」と考えて病院へ付いた。

病院では、CTやレントゲンを撮り、先生から、病状の説明がされた
先生「脳出血です。既往症も無いとのことですし‥原因がわかりません。ここでは、設備が足りないので、設備や先生も、揃っていりN病院へ転院しませんか?」
私「はぁ?脳出血って、お年寄りがなる、この辺でいう、あたったんですか?子供でも、なるんですか?‥設備が揃っているなら、そちらでお願いします。」
先生「では、N病院に連絡して、救急車を手配します」

まさかの、病院を救急車でハシゴ⁈
どんだけ、さとしは重症なんだ‼‥
と、思いながら、不思議と危機感を感じ無かった。

迎えの救急車に乗り、15分程でN病院へ到着。CTやMRI検査等をした。待っている間、喉が渇いて、自販機でお茶を購入。チャリンチャリン‥ん?いれたお金が戻ってきた。
私「ラッキー。さとし、以外と完治するかも‥この病院で大丈夫‼」
何の根拠も無く、大丈夫‼と思えた。

(続く)