雪景色は、久しぶり。
去年から予約を入れていた、憧れの銀山温泉に到着。
茨城県の相方の部屋から金曜日の夜に車で出発、移動時間短縮にと福島市に前泊して14時には山形に着いた。
大雪!
北海道の豪雪地帯出身の私には懐かしい風景である。
道路の脇に2メートル位積もった雪の壁、屋根に上って数人で雪下ろしをする人々、小型の除雪車で雪を飛ばしている年配男性。父もやっていたな。
やっている人たちに「懐かしい」なんて言ったら雪ぶっかけられそうだけど。重労働なのだ。
茨城出身の相方は雪道運転が初めて、慎重に運転してきたが、問題なかった。
昔、北海道でスタッドレスタイヤをはいた車がお尻を左右に滑らせながら走っていくのを見て、
「こういう所で生活が成り立つんだな」と感心していたけれど。
(いや生まれてからずっとここだけど…と思ったものだ)
スタッドレスも20年も経てば材質も性能も上がっているのだろう。
目的の、温泉街の大正ロマンあふれる建物の写真撮影にGO!
一応雪靴を買っていったのだが、旅館にもベンチコートと長靴の貸し出し用がたくさん置いてあってびっくりした。小型雪だるま製造器(アイスクリームすくいみたいなもの)も貸し出していた。
川沿いに建物が見えてきたが、それより人の方が良く見える。
「朝からもう、すごい人ですよ」と送迎バスの運転手さんが言っていたが、一日中混雑しているらしく辟易してるご様子。
雪はどんどん降りつもる。
実はこの週末は、最強寒波がくると言われており、用心しつつ来ていたのだが人が多いせいかそこまででもないように思えた。マイナス5度位だったのだが。
しかし風情ある景色。
雪国らしく、今頃が観光には最高だろう。
夏でも無論建物は美しいのだろうが、やはり雪国、白い雪が映える。
「ちょっと出てくるの早すぎたな、まだ暗くならないな」
「山の中だから早く日が暮れると思ったけどね」
そう、ここはやはり夕方から夜が見どころなのだ。
ランプが点いてから。
とりあえず寒さよけにカフェに並ぶことにする。
そう、並ばないと入れない。
宿の合間合間にお蕎麦屋さん、カフェ、お土産屋さん1件ずつあり、どこも大混雑。
住民より観光客の方が多いだろう。噂通り、9割外国人観光客だ。よくここまで来るもんだなあ…
アクセス悪いとこなのに。
特に東南アジアの方には、雪景色が人気、とは聞いていたけれど。
そう、これよね、やっぱり、
学校の教材のテキストの中にこの写真があり、教えるたび「どこの温泉だろ?」と思っていたのだ。
10年以上前の事だけれど…外国人観光客にバズりだしたのはその頃なのだろうか。
ランプ、大正期の建築、川と氷柱と雪。
1600年代には銀山で栄え、大正〜昭和初期にこういった建物が作られたのだとか。
私は「おしん」の舞台とは認識しておらず。
銀山温泉で働く母がおしんにこけしを渡すシーン…あったような気はするが覚えていない…
久々にキュッキュッと雪を踏みしめながら宿へ。
相方の歩き方見てるとヒヤヒヤする。
…あ~そんなとこに不用意に足置いたら滑る!
踵から着地すんな!
無事ころびもせず戻った宿のお食事は大変美味しく
大満足。
頭上から雪が舞い降りてくる露天風呂。
良いねえ。
向かい側の山裾には小さな動物の足跡が川沿いにずっと続いていた。










