ナッシュビルから1時間ほど走る Lynchburgという街に世界で唯一のJack Daniel'sの醸造所があります。
ナショナル・ジオグラフィック チャンネルの「世界の巨大工場」シリーズで見た方もいるかな
テレビのほうが細かく見せてくれますね。。
バスツアーもあるみたいですが、車で自力で行く際は 最後の入口のところの看板が大変地味なので、見落とさないように。
うちらは キキキーーーっとぎりぎり間に合って曲がれました
ビジターセンター正面がこんな感じです。
ビジターセンターで見学ツアーの申し込みをします。
25人くらいをひとまとめにしてツアーを行っています。
英語のみなので、事前にジャックダニエルのウェブサイトやWikiなどで下調べしていったほうがわかり易いかもね
ビジターセンター内にある等身大のジャック。
5フィート2インチなので157cmくらい(私と一緒かな?)
足のサイズも小さく(説明されたけど忘れちゃった)、正しいサイズにするとこの像が立てなくなるため、大きくしているそうです。
見学途中、別の場所にある像は正しい靴のサイズで作ってあるそうです。
写真撮影が許されるのは屋外のみです。
発火の恐れがある、とのことで醸造所内では撮影が許されていませんので、気をつけてください。
ウィスキーをろ過するためのシュガーメープルのチップを作るところ。
シュガーメープルの気を燃やします(燃やす際にふりかけるのもウィスキー)
消防車もあります。こちらは REOスピードワゴンのグループ名の由来になったそうです。
Cave water。この水があるから ここに工場がある、です。
この水のある場所に わずか9歳のジャックダニエルが工場を作ったそうですよ。
現在はダムのようなもので鳥の糞などの不純物を取り除いているそうです。
ジャックダニエルの原材料はどの商品(黒ラベルのNo.7、ジェントルマンジャックなど)でも同じです。
とうもろこし 80%、大麦(モルツバーリーと英語では言ってました) 12%、ライ麦 8%。
ジャックダニエルのボトルには製造年月日が書かれていません。
いつ作ったかではなく、いつ出来上がったかが出荷基準となるそうです。
出来上がりとは 色、風味などです(味見係は飲み込まないそうですよ)
んで、大切なことですが、リンチバーグのあるムーア群は禁酒法の名残で酒類販売のできないドライ・カウンティーとなっています。
なので、ここでは(醸造所でも周辺のショップでも) お酒を買うことができません。
記念ボトルやラベルは買うことができるので、詳しくは www.jackdaniels.com をご参照ください。
日本語ページもありますよ。
あ、シングルバレルの樽を注文することはできますよん
工場見学の帰り道でウィスキーを購入し、皆で夜飲んで見たんですけど、ウィスキーの苦手な私でも飲めるほうになりました、はい。
お勧めが テネシー・ハニー。
これは、ハチミツ リキュールにNo.7 (黒ラベル)を混ぜたもの。
ロックでどうぞ。(変に混ぜると割る良いの素だそうな)
そして、限定品というかアメリカの一部の州でしか売っていない緑ラベル。
こちらは、どうやってもNo.7の色にならないものを商品として売り出したようですよ。
黒よりも味もお値段も軽いです。