2020【今日の批評】111「求むCOBOLプログラマー」 半世紀前の言語が今脚光を浴びる理由 | IT批評家の戯言

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元IT屋が考える思う事

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「求むCOBOLプログラマー」 半世紀前の言語が今脚光を浴びる理由

COBOLプログラマーの
 皆さん、今がチャンスです

米ニュージャージー州のマーフィー知事が
記者会見でそう訴え、
同州の求人に応募するよう
ベテラン技術者に呼び掛けました。

COBOLは1959年に開発された
プログラミング言語です。

絶滅しかけたコンピュータ言語
(New York Times)

とさえ呼ばれます。

それが今、突如として脚光を浴びる
ようになった発端は、
やはり新型コロナウイルスでした。


によると、ニュージャージー州は
これまで40年以上にわたり、
COBOLで構築された
失業保険金給付システムを
使い続けてきました。

そこへ新型コロナウイルスの流行が起き、
自宅待機命令の影響で失業者が激増。

失業保険金の受給申請が殺到し、
システムがパンク状態に陥りました。

ところがこの問題に対応できる
エンジニアはいなかったのです。

COBOLは金融機関や政府機関で
今でも使われている言語の一つです。

私がIT業界に身を委ねたときは
COBOL全盛期でした。

数年後にはオブジェクト指向言語への
転換に迫られましたが、それでも尚
COBOLは大きなうウェイトを
占めていました。

しかし現在では新規にCOBOL言語での
開発案件はほぼ無くなり
過去の言語となってしまいました。

そこに来て今回の新型コロナウイルス騒動です。

日本でも、もしかしたらCOBOL技術者が
不足しているもしれません。

昔取った杵柄であるCOBOL・・・

日本でアメリカと同じような求人があれば
応募するかも…?

IBMのCOBOLへの取り組み

Source:ITmedia
TO BE CONTINUED