そんなチンピラ口調でもお母さんは顔色1つ変えない。


母「生活するのでいっぱいいっぱい。あんたに渡すお金なんてないから」

父「ったくよーむかっふざけんなよむかっいーよいーよ金なんていらねぇよむかっ」


そう言うとお父さんは、家の中の物を手当たり次第い投げ散らかして家から出て行く。


出て行ったあとは必ずお金をもらいに、実家のおじいちゃんおばあちゃんの所に行っていた。




喧嘩がこんな感じで終わればまだましな方
長い時は1時間…いや2時間かな?は怒鳴り散らしてた


だから、近所では有名人。
私達家族が通ればヒソヒソ何か言ってるのが、バレバレだった。


でも、お母さんはそんなの気にしない!!
堂々としていた。
ほんとに強いお母さんだった。
私はそんなお母さんが大好きだった。


でも、最近になって思う。
内心ではずっと辛かっただろうな…って。


お母さんの実家は遠い違う県にあったし、近所の人達も冷たくて、弱音をはける場所・人もいなかったから…
お父さんは働かず毎日毎日パチンコに行ってた

お金が無くなるとお母さんにお金をせがむ



父「金がなくなっちゃってさ~、1000円でいいから頼む」


母「お金がほしいなら働けばいいでしょ」


父「わかってるよ。でも今は金が必要なんだよ。頼むよ頼む」


母「あなたに渡すようなお金はありません」


父「俺だって仕事探したり色々やってんだよむかってめーふざけてんなよむかっ」


こんな感じで喧嘩が始まる。


お父さんは若い頃から悪だった。
友達はみんな腕から背中にかけて刺青が入ってる。
だから、喧嘩になると口調もチンピラみたいだった。



チンピラみたいに怒鳴り散らすお父さんを見て私もお兄ちゃんもいつもビクビクしながら隣の部屋で怯えてた
私は当時4歳。


お父さんが無職。
だから、お母さんは私が1歳の頃からフルタイムで働いて家計を成り立ててた。



私は子供が産まれて、お母さんの凄さを改めて感じる。
家事、育児、仕事…全部1人でやっていたお母さんは凄すぎる。
私には絶対真似できない。



電話、ガス、電気…止まることはしょっちゅうだった。

でもそれが普通だったから、何とも思わない
それに止まるのも数日だけだったし