大学のなんかの講義でこの映画が取り上げられた気がします。
ゲイカップルがダウン症の子どもを育てようとしたけど司法の力で失敗しちまった話です。1時間半くらいなので短くて観やすいです。
アメリカ合衆国では、今もなおゲイに対する偏見が多くあるみたいです。ピンクの服を来てたらゲイ、とかトートバッグ持ってるやつはゲイとか。僕はピンク色のシャツを春先によく着ているので、アメリカ基準だと期間限定ゲイ(?)なんですかね。去年キャンパスを歩いていたら「君めっちゃピンクやん!」といきなり変な人に変な絡まれ方をされたことがあります。あれはいったいなんだったのでしょうか。
舞台は1979年のカリフォルニア。同性愛に関しては特に白人の偏見が強いらしいです。初めて知りました。
ゲイバーに子どもを連れていったり、女装姿を見せるのも良くないんだとか。どういうロジックなのでしょうか。
ゲイの2人、ルディとポールはダウン症のマルコに無償の愛を注ぎます。ハートフル。
無償の愛って難しいです。僕は高校時代、母に「僕が犯罪者になったらどうする?」と聞きました。そしたら、それでも見捨てないだろう、と返ってきました。
でも、昔なら違っていたことでしょう。
詳細は書きませんが、親からの愛情のパーセンテージは絶対に平等になることはありません。絶対に。兄弟が多いとなおさらです。
要するに、「無償の愛」というのは一見素敵だけど不安定なものだと思うのです。ずっとルディとポールが、ダウン症の他人の子供を愛せる保証はどこにもない。作中で検事が言っていましたが、マルコの15年の人生でたった1年を過ごしただけでは、判断がつかないのも事実。
「同性愛」という概念を抜きにして、マルコ、ルディ、ポールが家族としてうまくやれるかどうかは、分からないです。
というわけで、総括すると、同性愛への偏見と障害者福祉や親権の制度の不十分さに悲しくなる映画でした。バッドエンドですが、3人のハートフルな関係は割と好きでした。ハートフルちゅき。。。