映画の日なので映画を見に。
先頃アカデミー賞候補に名を連ねていた「6才のボクが大人になるまで。」
かねてより気になっていつつも時間が合わずに見られずじまいだったのを、ここで一念発起。

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本人の成長に合わせた12年とは、なんとも凄まじいリアリティ。
小学生シーンにに出てきた初期型iMacに時代を感じたのは私だけではないはず。
割と淡々としたストーリー展開にも関わらず飽きずに見られてしまうのは、その生々しい時間軸による説得力のせいなのだろうなぁと。

主人公メイソンの成長っぷりや、
アカデミー賞の母親役のパトリシア・アークエットが注目されることの多い中、個人的にはイーサン・ホークの父親がとてもよかった。
男として魅力的だけれど父親に収まるには軽薄な幼少期。
しばらくして一気に落ち着いたかと思えば、再婚して子供を持ち、拘りの車をファミリー仕様に買い替えてマイホームパパに。
言っていることは決して立派な父親としてのそれではないのだけれど、息子・メイソンに向かう言葉のそこここに散る愛情に、グッときてしまうのだ。


流石の映画の日、しかも日曜日。
映画館は満員御礼。
見応えあるいい映画でありました。
が、ちょっと腰が痛くなるな、3時間はw