オルセー展とチューリヒ展を同時開催してしまうあたり、国立新美術館て凄いな、とつくづく思います。
続いてはチューリヒの方を。
確かに、モネの大作からシャガール、ムンク、果てはモンドリアンまで、実に幅広い展示でありました。
テーマを持った展示、というより、正しく文字通り、「美術館展」。
時代を網羅した展示内容は美術館の規模と懐の深さを垣間見られるものだったと思います。
なので、展示としては若干、優等生的と言うか、教科書的というか。
でも、細かく区切られたテーマは飽きの来ない構成であるし、各テーマ内に必ず有名どころの定番な作品、或いは好きな画家の作品がある、というのは、凄いことだと思うのです。
美術館て敷居が高いわ、な方も、馴染みやすいのではないかと思います。