東京都美術館の「女王と女神」展、金曜の夜間延長展示を目指して行って参りました。

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金曜の開館延長、都美術館はずっと行っていなかったと思うのだけど、どうやら開催してくれる運びとなったらしいのです。
ありがたや、ありがたや。
とはいえ、日暮れてから上野公園を突っ切るのはなかなか勇気のいるところ。
開館時間はもすこし明るいと安心なのだけどなぁ。

それはさておき、女王と女神。
金曜夜を狙ったのは仕事との兼ね合いもあるのだけれど、もうひとつ理由が。
ウードの生演奏が行われているのであります。

ちょうど私の到着した19:00~展覧会場エントランス前で演奏開始。
正味15分ほどの演奏なのですが、やはりアラブ音楽に馴染みのある身としては。。。

シフトテリからの、10拍子。
そしてロマ。

踊りたくなりますw

展示はというと、近年頻繁に開催されているエジプト絡みの企画展に比べると、若干あっさりとしており、歴史的な突っ込み方も深くない、といったところ。

いや寧ろ、このテーマでぐっと来るとしたらエジプトどっぷりのコアなファンといったところなのだろか。
なにはともあれ、ちょっと一般には馴染み薄なテーマであるのかな、と思うわけです。

そして、この展示のすごいところ。
混雑を前提としているであろう展示は通路が広く、本体も解説書も見やすい配置となっており、実に気持ち良く見学できるのであります。
夏休みを見越してるのかもなぁ。

お約束の棺やカノポスも来ているので、あっさりなりに押さえはある、という印象なので、面白い展覧会であるとは思います。

金曜夜は空いていて狙い目なので、ウードと共に是非。