真夏日の銀座は、何か画策しているらしい。





松屋前、炎天下の歩行者天国に運び込まれる氷たち。





氷の中に向日葵。





金魚の彫像に金魚の仕込まれた氷柱。

30℃を優に越す午後のアスファルトの路面だから、氷の彫像はみるみる泣き始める。

やがて溶け消えてしまう刹那の涼にこれだけの細工。
真夏の入道雲とターコイズの空の色を背景に、氷たちは太陽を乱反射させる。

日本とは、銀座とは、なんと粋なのだろう。



ちなみにその向日葵の横には触れる氷塊も。
見た目も涼しげ、触ってひんやり。