ある日いきなり思いついたのだ。

「要らないものや手に余るものから縁を切ろう」

今年もあと1ヶ月足らず。
多分、某かの
もやっ
が、薄く残っているような気がしたのだ。
だから纏めて手放しに行こう。

そして縁切りと云えば四ッ谷なのだ。

まずは田宮神社。







御朱印をお願いしようとしたら、
「今書ける者がいないので」とお断りされてしまい、残念な次第。
代わりに、置いてある「御言葉」お持ちください、とのこと。

見れば、神社縁起のリーフレットとともに、
巴の印が押され名刺大の「御言葉」なるものが。



惹かれる言葉をお持ちください。
詣でる度に一枚ずつ。
後で並べてみると、自分の心の流れがわかりますよ、と。
なるほど。


そしてその田宮神社の斜め向かいに陽運寺。

先程のは神社。
次は寺院。
由来とは色々なのである。

そしてあろうことか、陽運寺は写真を忘れました。。。

気を取り直して。

新橋演舞場ののぼりが立っているのを見ると、
公演の前に詣るというのは陽運寺であるらしい。

願をかけて投げると願いが叶うという叶玉やら絵馬や御守りなど、
なんとなしにこちらの方がエンターテイメント性に溢れている、
ような気がする。

天気の好い昼下がりの四ッ谷。
紅葉の赤が美しい陽運寺を後にしながら、

「あれ、今日は何を願いに来たのだっけ?」


恐らくはこのようにして要らない何かを手放してゆくのであろうと。


お後がよろしいようで。