自分で作る風邪薬・胃腸薬「第一大根湯」
 
マグに、
・大根おろし 大さじ3
・生姜のすりおろし 小さじ1
・醤油 大さじ1
を入れ、熱い番茶(緑茶はNG)を注ぎ、温かいうちに飲み干す。
梅干しを入れても美味しいです(梅干しのクエン酸は体をアルカリ化してくれます)。
 

材料は「美味しい」と感じれば目分量でOKです。

大根・生姜のすりおろしの食感が気になる方は、しぼり汁だけで作ってもOK。

 

 

風邪のひき始め、のど痛、咳、血行不良、頭痛、胃痛、お腹のはりや消化不良など、胃腸の不調にまで効果のある万能な漢方です。

解毒効果が高いので、肌荒れやアレルギー、アトピーが酷くなった時にも😊(一時的な解消法ですが。)

 

風邪や体調不良の時、肌荒れがある時などに飲み、
体を一気に温めたらすぐに布団に入るようにします。
その後すぐ体が沈静します。
発熱時は一気に発汗して熱を下げてくれるので即効性があります。
 

大根湯を飲むのは出来るだけお腹が満腹ではない時に。空腹時か、食後1時間以上たってからがいいでしょう。

詳しいレシピはこちら↓
「第一大根湯」の各効能。
・大根おろしのジアスターゼ→抗炎症作用・消化不良改善・消化促進
・生の生姜のジンゲオール→殺菌・抗炎症・発汗・解熱効果
・天然醸造醤油の必須アミノ酸とグルタミン酸と乳酸菌→腸を整える・抗菌作用・滋養強壮・体を温める
・番茶のカテキン→抗菌・抗酸化作用
 
お水は、体への浸透力が抜群な温泉水がおすすめ。
体のサビとりをしてくれるお水です。↓↓
とってもまろやかな超軟水なので、赤ちゃんからお年寄り、ペットまで、誰でも美味しく飲めます。
 
番茶は最近、これの2つが好き。↓
お茶のカテキンは胃腸炎やウイルス対策にも良いけれど、緑茶は体を冷やすしカフェインがたくさん含まれているので、普段飲むなら番茶やほうじ茶がいいですね♡
あと、わが家の醤油はこれ。
「井上古式じょうゆ」は本醸造の伝統的な醤油で有名ですね。
木桶を使い、加熱処理を施さず、発酵中は人の介入は最小限に抑え、
自然の酵母菌の働きに委ねる伝統的な製法で醸造されています。
もちろん非加熱だから酵母・乳酸菌が生きています。
ほんまもんの醤油は、少量でも必須アミノ酸や乳酸菌が摂れる、素晴らしい発酵食品なのです。
市販の醤油のほとんどが加熱処理されているので常温保存でも何も起きませんが、
天然醸造の生醤油は常温で長く置いておくとビン内で発酵が始まり、酵母の「おり」が出来るほど元気です。
 
ほんまもんの生命力のある調味料を揃え、小さな食事の質を高め、磨くことは、体にもパワーと健康を与えてくれます。
 
インスタやSNSを見ていると、色とりどりのおかずを並べたオシャレな食卓であふれていて、人の投稿を見るたびに「自分も頑張らなきゃ」とプレッシャーを感じてしまったり、余計に気持ちが沈んでしまうお母さんは多いのではないでしょうか?
 
でも、それこそが「ステキなお母さん像」の植えつけだと思います。
人によってはストレスや焦りを溜めさせるだけのものになる場合もあります。
 
食事は飽食じゃなくていい。
彩りや品数がなくてもいい。
30品目がなんちゃらじゃなくてもいい。
 
ご飯とおかずと汁物だけのいわゆる「一汁一菜」で良いから、
生命力のある食材を使い、
野菜の根も皮も茎もまるごと栄養を使い、
丁寧な思いを込めてその小さな食事の質を高め、
磨くことが、
一番、体の滋養になると私は思っています。
 
例えば、
「朝はサラダにオムレツにスーパーフードに青汁に、あ、あと、果物と、ヨーグルトと、あれとこれも腸にいいらしいから、つけ足さなきゃ!」と、
いろんなものをごちゃごちゃ食べるより、
シンプルごはんのほうが腸内環境も整うと思います。
 
例えば、健康な鶏さんの卵かけご飯と、しっかりだしをとった具沢山お味噌汁だけでも、立派な滋養食になると思いませんか?
たった一杯のおだしの中にも、そこに含まれる栄養価は、私たちが選ぶものによって全然違うのです。
 
例えば、
無農薬のお米と、ほんまもんの香りと味のある海苔でにぎった梅干しおにぎりだけでも、りっぱな「栄養おやつ」になると思いませんか?
(無農薬だからいいという意味ではありません、できるだけ農薬を使わずに真心を込めて米作りをしている生産者さんを探すことに意味があります。)
 
献立作りは、足し算より「引き算」が大事ですね。
そして、その引き算の質を高めることが大事だと思っています。
 
さて、明日もごはんをつくりましょ。