全米女子オープン2023 | happy&luckydays

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色々と忙しい日々ですが、この冒険のような人生を、楽しんで謳歌したいです!

今年の全米女子オープンは、サンフランシスコのペブルビーチで開催されます。

つい最近まで知らなかったのですが、その美しさでかなり有名なゴルフコースらしいです。


前週がオープンウィークだったので、滞在先のロサンゼルスから土曜日に車で移動してきました。ロングドライブドライブでしたが、娘と2人だけの気楽な楽しいひと時でした。


この大会は日曜日もunofficial ですが練習ラウンドする事ができます。

この日は朝から霧が深くて前がよく見えない程でしたが、ラウンドしました。霧だからなのか、オフィシャルじゃないからなのか、めちゃくちゃ時間かかってました。

ハーフ4時間以上…。絶句です。





「世界一美しいゴルフ場」それを楽しみにして来たのですが、よく分かりませんでした。


ただ、娘のショットの調子はなぜか好調でした。(前が見えない方がいいのか)


練習を済ませて、ホテル近くのエニタイムフィットネスへ。



外観は、潰れた銀行をリフォームした様な感じでした。


中は、広くて、中々良かったです。

現地の方々?がたくさんトレーニングに励んでらっしゃいました。


この日は、スクワット用?のラックが空いていたので、娘のスクワット(重量挙げ選手並み)の後に、自分なりの重さ(30キロくらい)で頑張りました。



月曜日〜水曜日まではオフィシャルの練習ラウンド日でした。練習したり、トレーニングしたり、料理して食べたりと、いつもの練習日のルーティンをこなしました。


ある日の夕食。(写真を撮り忘れる事が多い)ボロネーゼ風スパゲティー、ベジタブルスープ。サラダです。


練習日のゴルフの調子はあまり芳しくなく、毎日ほぼ毎ショットの様に動画をチェックしながら、考えられる選択肢をほとんど全て(握り方やスタンスや重心、ボール位置など)を試してみるのですが、やはりしっくりこない様で…。

ただ、前日のラウンド後のドライビングレンジでの練習中にこれかも!というものが見つかり(肩の回し方です)とりあえず明日はそれでやってみることになりました。



そして迎えた初日…。出だしの何ホールかはとてもいい感じで、2アンダーまで伸ばしたので、今週こそは初日から行けるかもとホッとしていた次のホールから、変な球が出始めて、これは…やばいのでは?という雰囲気になって来ました。

私の嫌な予感って当たる事が多いので、当たらないで!と願っていましたが、やはり悩み始めてショットが安定せず、そこから5つスコアを落としてしまい、3オーバーで終わりました。


2日目も、出だしは良くて、8番ホールを終えた時点では、トゥデイ3アンダーまで行ったのですが、1つのミスショットから、また嫌な予感がしてきました。

それが的中して、そこから6つもスコアを落としてしまい、ギリギリの予選通過になってしまいました。(上がった時点では90位だったので、今週も予選落ちと思っていました)

その日は、ホテルに戻っても、2人ともどんよりしていました。

娘が、「アメリカ来た事が果たして正解だったのだろうか…」と言い始めて、、、。かなり沈んだ様子です。

私は、それに対して何と返していいのか分からず

「そうだよね〜…。」というしかありませんでした…。


「やるべき事もキチンとやってるし、頑張ってるつもりなんだけど、ここまで結果出ないと、、アメリカ合ってるのかって思ってしまう…。今は、経験の時だからって自分に言い聞かせてやってるけど、ここまで上手くいかないと、、、」


「確かにそうだよね…。毎回毎回ツキがなさすぎるし、私もそう思う時ある。でもさー、去年、このためにあんなに頑張って来たじゃん。QTとか…。」

昨年のuslpga QT受験までの大変さを考えると、それを乗り越えて来た事も加味すると、簡単に諦めてほしくはない…という思いもあり、それも伝えました。


すると、

「そうだよね〜。そうなのよ〜。あれを考えると…。そうだね!もう少し頑張ってみるか!」


と少しは気持ちが前向きになった様で、、、。ホッとはしませんが、この子の気持ちに寄り添って、練習やトレーニングにコツコツと励んでるからそれにも付き合おう!とまた決意を新たにしました。


落ち込むときは、とことん落ち込んで、吐き出してまた前を向けばいいのです。


そして、ジリジリとした気持ちを抱えながら、リーダーボードとにらめっこです。18時くらいの段階で68位とかだったのでもう絶望的と思っていましたが、何とギリギリ19時過ぎくらいに60位タイになり、最後は58位タイで、予選通過する事ができました。

あんなに落ち込んでいたので、通過決まった時は、思わずジャンプしてしまいました。なんだか恥ずかしい。



そして3日目。

この日は日本人の木下彩ちゃんと同組でした。彩ちゃんは同学年で、仲良しのプロゴルファーです。

とても楽しそうに会話しながら回ってました。

この日も、昨日と同様に、前半良くて後半崩してしまいました。




練習場では、いつもの様に、新たに試して動画を撮ってはチェックし、違ったら別のを試す…を繰り返していましたが、しばらくして、私が後ろからみていても、あれ、いいんじゃない?と思ったスイングがありました。ブレないし、フォローは大きいし(調子いい時はフォローが大きい)、リズムもいい感じする…と思っていたら、娘も、これいいかも!と好感触を得た様でした。

聞いてみると、お尻を少し突き出す様な意識で構えた様でした。

小学生の時は、近所の練習場のスクールに入っていたのですが、その時の先生が、生徒さん達に口をすっぱくして「お尻を突き出して!」と言っていたのを思い出しました。娘にそれを言うと、娘も「私もそれ思い出した」と言っておりました。

やはり、初心に戻るのは何事でも時には良い事なのかもしれません。



そして、最終日。

スコアこそあまり良くはありませんでしたが、ショットは最初から最後まで本当にいた感じでした。ロングホールでは、2ホールで2オンに成功していましたし…。

娘もホッとした様で(もちろん結果には不満足でしたが)「多分もうこれからは大丈夫」と言ってました。


ひとまずこの試合を終えて、日本に一時帰国します。

明日の早朝にお迎えが来るのでホテルに戻ってパッキングです。

冷蔵庫の残り物でご飯を作り、(写真撮り忘れました)

夕食を食べ、シャワー浴びて、荷物をスーツケースに詰めました。


次の日は、5時半にお迎えが来て、一旦モントレー空港に移動しました。そこからバス乗り込んで、サンフランシスコ国際空港に2時間ほどかけて再移動しました。


空港に無事到着してチェックインを済ませました。

JALですが、カウンターは英語でした。(みなさん日本人に見えましたが、現地の方なのかもしれません)




大荷物です。



5月に再渡米してから2ヶ月近く、あっという間でした。

また、日本で少しリフレッシュして、今度はヨーロッパ3連戦になります。

今度こそ!娘の努力が結果として現れることを願いつつ帰国します!