娘と記念撮影。
35歳で、絶対向いていないと思っていた、
お母さんになったわたし。
父から逃げて失敗したその後
仕事のキャリアアップを諦めたわたし
お気楽〜に受付事務。なんか、ケバい!(←死語?)
ワーママでも夢を叶えたい!
失敗した建築の学びをやり直そうと、猛勉強して二級建築士の試験に合格した時、
父はとても喜んで、お祝いまでしてくれました。
よし!
私の才能をここで発揮しよう!
そう意気込んで自分を売込み、デザイン・営業・現場監督と、男性に負けじと奔走しましたが、自分を綺麗に出来る気力が無くなる程、疲れ果てていきました。
仕事とはそうゆうものだ!と、父から刷り込まれ、喝を入れられていましたが、資格も取って一通り頑張ったし、この仕事を続けたい情熱もない事に気づき、建築業界から離れました。
でも、
じゃあ一体、
私は何がやりたいんだろう?
華やかな世界が頭をよぎっても、
私のレベルでは無理だと本音に蓋をし、
人生を諦めていました。
派遣社員や受付事務で気楽にのんびり、お稽古事やファッションにコスメと、
何かを埋めるようにお金を注ぎ込んでいました。
そんな時、
”家庭を持ててこそ一人前だ”と、
また父の言葉が私の心を動かし、幸せな家庭を築くことが、もしかしたら私に合っているのかも知れないと、再婚して子供を産み、父の希望で家業の事務職に就きました。
長女なんだから当然!これこそが私の使命だ!と思い込んで張り切りました(もしかして、私は単純なのでは?)
でも、
自宅と、職場と、スーパーと、同じ場所しか行かない日々に、充実どころかとてつもなく退屈で、
物足りなさを感じていました。
私は、
こんな人生を望んでいたんだろうか???
何かが足りない。
私に必要な何かが足りない。
そう思っていた時、
”着物ショー一般モデル募集”の新聞記事を見つけ、
/
私の生活に必要なものはこれだ!
\
何故か、
私はこのショーに出ると、
強く確信したのでした。
(まだ応募もしていないのに笑)
つづく
お母さんになったわたしと娘
毎日髪の毛ボサボサで必死でした