宝塚・花組『うたかたの恋』を観劇してまいりましたー🌸

今回の感想も一部毒舌を含みますので、ご了承下を🍀

  美しいセットと衣装に感動✨️

セットの数々がオペラの舞台のように荘厳で美しいです。
加えて皆さんの衣装がドレスや軍服なので、美しさが倍増していました。

もちろんルドルフ柚香光さんも、相変わらずの見た目満点💯で金髪と軍服が良くお似合いですし、マリー・ヴェッツェラ星風まどかさんもドレスの着こなしに申し分なく、


物語的にも『The宝塚!』の設定ですので、これだけでも見る価値あるってものでしょうか🌸

  お芝居の感想

ぶっちゃけ、くらい。😮‍💨࿔

こんな暗い話だったなんて。。。

お正月早々、大変暗い気持ちになりました⤵︎ ︎😔
観劇日が2日目だったという事もあり、まだまだお芝居が固まっていなかった感はありますが、

演出のせいなのかテンポがゆっくりで、年季を感じました。。。



  物語のオープニング

ネタバレしますと、大階段にトップコンビが主題歌を歌った後にダンスシーンが続きます。

舞踏会でショーの場面みたいになっていて、これが少々長い💨💨幕開けのドキドキさが目減りしてしまって、少し逆効果に感じました。

もちろん花組ファンの方々は色んな方が順に軍服&ドレスで登場されるのでワクワクが持続してるんでしょうけど、もっと普通に物語に入って行って欲しかった気もします。

『ロマンス劇場』的な短さなら良いですし、『HIGH&LOW』なキラキラ度合いや、『はいからさんが通る』のようにアップテンポならとても良かったのですけど💦


  これまでの上演

1983年雪・大劇中日(麻実れい・遥くらら)

1993年星・大劇全国(紫苑ゆう・麻路さき・白城あやか)

1999年月・全国(真琴つばさ・檀れい)

2000年宙・全国(和央ようか・花總まり)

2006年花・全国(春野寿美礼・桜乃彩音)

2013年宙・全国(凰稀かなめ・実咲凛音)

2018年星・中日(紅ゆずる・綺咲愛里)


と数々の再演を重ね、今回満を持して大劇場で花組(柚香光・星風まどか)での再演となりました!


私は93年の星組公演しか観ておりませんが、紫苑ゆうさんの包容力抜群のルドルフと、白城あやかさんの純粋無垢で気品溢れるマリー・ヴェッツェラに胸のトキメキが止まら無かった公演でした💓


主題歌を何度も口ずさんでいましたしたし、


白城さんは好きな娘役さんの1人なので、こんな可愛いマリーになって、こんな素敵なルドルフに一途に愛されたい!!💖😆と子供心に思い、娘役贔屓を強くした作品でもあります。


これに比べると今回の花組公演では、ずいぶん雰囲気が変わったなぁと感じました。



  各出演者の出番について

この作品は男役さん娘役さん共に、沢山の方に出番があります。

ルドルフの従兄弟として、ジャン・サルヴァドル(水美舞斗)、フェルナンド大公(永久輝せあ)がいます。

ただ、ジャン(水美)とミリー(星空美咲)はのカップルは活躍されているのですが、フェルナンド大公(永久輝)とゾフィー(美羽愛)のカップルは、

そこそこ出番はあっても人物的な掘り下げはぐっと減ってしまうのが、人材豊富な今の花組にはちょっともったいなかった感もありました。

歴史上では、歴史上の人物であるフランツ・フェルナンド(永久輝)とゾフィー・ホテク(美羽)がサラエボ事件に巻き込まれていくんですけどね……。


その反面、ルドルフの母親のエリザベート(華雅りりか)や、妹マリー(都姫ここ)、正妃ステファニー(春妃うらら)娘役、侍女エヴァ(愛蘭みこ)など娘役さんに沢山出番があって嬉しい作品でもあります☺️

また今回は、新人公演でジャン役をされる天城れいんさんが、劇中歌の『ハムレット』でハムレットをヒロインの七彩はずきさんがオフィーリアをされています。
ちなみに、新公主演の希波らいとさんは、マリーの兄ジョルジュをされていますよ!

衣装もセットも素敵で、物語も起承転結がしっかりしているので、井上芳雄さんあたりに外部でやっていただけたら面白い公演になりそう……。なんて思ったり🍀

ただ、物語の終盤は良かったので、日を経つ事に良くなるかも期待を込めつつ、

とにかく今は、公演がコロナに負けず続く事だけを切に願っております😖🙏💦