劇団四季の『ロボット・イン・ザ・ガーデン』を観劇してきました。



2020年雑誌ミュージカルで作品賞を受賞した作品で、とっても期待していきました。




そして、感想は。。。。



残念ながら、私には響かなかった。すまん。

なので、この作品をお好きな方はUターンして、これ以上読むのを控える事をおすすめします。


主役のベン役に、感情移入出来ず。


その理由は、後ほど語るとして、先ずは良い点をネタバレを含めてご紹介。


⭐️ロボットの『タング』

文楽の様に人形(ロボット)遣いが2人いて、台詞も歌もその方が歌うのですが、


本当に心があるロボットが動いている様に見えます!3身一体の素晴らしさ✨


しかも、愛らしく純粋なロボットの声が良く、愛着が湧きます。とっ〜ても可愛いです💕

(タング役は生形理菜さんと渡邊寛中さんでした。)




⭐️展開の早い舞台構成

主人公がイギリス🇬🇧→アメリカ🇺🇸→日本🇯🇵→パラオ🇵🇼と旅するたびに、飛行機に乗ったり車に乗ったりと移動手段がキャスター付き椅子で表現されていて楽しいです。


また移動する度に、その都市の雰囲気がある場面が入っていてワクワクさせてくれます。


何より、場面転換ごとに他の出演者が、黒子さながらセットや小物を動かしたりするのが観ていて楽しかったです。

衣装変更もあるのに、めちゃくちゃ忙しいんやろうなぁ。。。



⭐️楽しい場面が多い

アンドロイドが家庭用召使いとして実用化されている未来の話でもあり、現実的でありファンタジーでもあり、全体的に明るい雰囲気の作品です。


途中、雨に唄えばを連想させる場面もあったり。。。☔️ネタバレです(笑)



って事で、次は残念な感想になった理由を。




登場人物が…。

当たり前だけど、見た目が完全な日本人(アジア人)なのに、役名が外国人名ってめっちゃ違和感。


どう頑張っても、ベンやエイミーって名前には見え難い。。。原作があるのはわかるけど、日本とイギリスをチェンジするとか出来なかったものだろうか。



主人公に感情移入出来ず。

この作品の根幹となる部分は、主人公がロボットとの関わりを通じて、現実の世界をやり直す。

って所なのに、


私は主人公の男性が、全くタイプじゃなかったです。以下、個人的事情をつらつらと書いています🖋


冒頭の、弁護士である妻がエイミーが朝出かける時に、今日は重要な案件があるから夜遅くなる。(晩御飯は外食する?)という台詞があり、


それに主人公であるニート(無職)の夫が放った一言、

「じゃあ、僕はどうしたらいい?」


妻のエイミーから「貴方が作るって選択肢もあるのよ」って言われていましたが、


エイミー以上に私の心の中で怒りが大爆発💣

『はぁ?!その言葉を発した事、後悔させてやりたい✊』

と呪いのスイッチが入ってしまったっていう私情です。共働きでも許せない台詞。


そして、更に性格の悪い私は、

『こいつ、嫌い!許さん。働け💢』

なんて気持ちになったまま鑑賞していました。


タングと共に旅をし、彼を助けるため奮闘しても、『同情の余地もないダメ男』としての評価は変わらず。(厳しい)

『やり直せるとか、甘い事思ってんのはお前だけじゃ。妻の言葉の思いを察する事も出来へん奴が何言うとんじゃ。絶対幸せになれん。』とイライラが募っておりました。。。


ホンマごめん💧

いやぁ〜。ただ私には合って無かったんやな



ベン役のキャストが、田邊真也さんとは違う方だっった点も、大きな理由かもしれませんが(イケメンで歌上手な方が大好き💓)



□他と比べてしまう。

あとは、、、やっぱり劇団四季の他の作品と比較して、海外ミュージカルやディズニー等の、美しく愛に溢れ、荘厳な音楽や心躍る世界感を味わえる舞台の魅了には勝てないなぁと。


だって、、、C席ならともかく、土日限定の私にとっては、

S席 12,100円(11,000円)

A席 9,350円(8,800円)

B席 7,150円(6,600円)


に加え、京都までの電車賃と時間を考慮すると、ライブ配信視聴で良かったんじゃないかなぁ?とか思ってしまいました。


座席狭いし、標高高いし、生演奏じゃないし。。



まっ、タング役の方の表情まで楽しめたのは、劇場に行けて良かったですね😊

もし知人で観たい人がいたら、一緒にもう一回観ても良いかなぁー。とは思いました。


あ、スタンプラリーも参加しました。楽しかったです♪宝塚も導入すれば良いのに⭐️



劇団四季は日本の重要な劇団の一つですので、今後の作品制作も応援しています📣