イザベル・ユペールの作品にハズレなし
「ジョーンについて」観ました▼
予告編▼
あらすじ
自由奔放で冒険を恐れないジョーン・ヴェラは、自立した女性で、たくさんの恋愛を経験してきた。そんな彼女の前に、若かりし頃の大恋愛の相手が突然現れる。実は彼の子どもを出産していたという事実を彼に打ち明けようとはしないジョーン。この再会をきっかけに、ジョーンは自身の人生、アイルランドで過ごした青春時代、キャリアの成功、愛する人々、そして、息子との関係を見つめなおすようになる。一見、充実しているように見える彼女の人生には、避けては通れない秘密が隠されていた。
途中日本文化が出てくるのですが、「雑な描写の仕方だな~」などと思っていたら、想像もしなかったストーリーの終わり方!
イザベル・ユペールの作品なので、最初から最後まで面白いのです。
最初に「記憶は作られる」というようなジョーンの言葉があり、途中不可思議な展開があって、最後に、ああそういうことだったのか、とストンと胸に落ちる作品です。
変な日本人と母とのくだりは必要なかったけれども、その他は満点の映画でした。
興味があってもネタバレを読まずにこの映画を観てください。
ラストはじーんと来ますので......