昨日は風の選抜野球の大会でした
普段だと、1月ごろからチームで練習して、練習試合も何回もして、この大会を迎えるわけですが、今年は初顔合わせから1ヵ月しか活動できませんでした
でも、大会すらできなかった昨年の子どもたちのことを考えると、出来ただけ幸せだったのだと想います
子どもたちの雰囲気はとてもよく、会ってたった5回しか練習(そのうち1回が練習試合)出来なかったとは思えないほど、楽しそうでした
チームは違っても、少年野球時代から顔を知っていた子たちもいたというのもありますが、まぁ、本当に風の学年は特に幼くて、ずっとキャッキャキャッキャしていて、とても中学3年生には見えないほど
中でも、風はどこでも、やっぱり風で…おとぼけ、お笑い担当っていう感じですかね
草の時代は、この選抜に選ばれるということがものすごい貴重なことで、とても強い時代だったので草の中学からは一人も選ばれず、そこでキャプテンをしていた子なんて、誰もが知る(のちに、甲子園出場経験のある高校からお誘いを受けたという)すごい子だったんですよね
幹の時には、だいぶ野球人口が減って、幹はかろうじて20人に残ったけれど、同じ中学からはたった一人だったし、大会でも最後にほんのちょっと守備で出してもらえただけで、打席には立つことはできませんでしたその時のキャプテンはどんな子だったか、よくはわかりませんが、まぁ、自分たちには縁のないこと…だったんですよ、選抜チームのキャプテンなんて
幹がもらった背番号それでも、私には大切な番号です
そして、2年後、風が…まさかの選抜チームのキャプテンを任されもらった背番号は、少年野球でもキャプテンがつける番号…思い出の「10」
最初は声の大きさだけだったとしても、彼は、昔から背負うというより楽しめるタイプだったので、今回も、「10」を力に変えてましたね
最初は、投手陣でも4番手くらいにつけていて、紅白戦でも、2軍チームを率いていたのですが…そこで、彼なりのアピール(3塁打を印象付けるためにわざとホームまで突っ込んだり?ただ足が遅かっただけか?)を重ねて、最終的には、昨日の大会では、2試合ともフルで出してもらいました
ピッチャーではないときはライトを守っていましたが、ピッチャーとしても、2番手で、2試合とも球数制限ギリギリまで投げさせてもらい、4回投げて、失点1…1点差の緊張感のある試合を乱すことなく、次のピッチャーにつなげることが出来ました
打順は3番を打たせてもらっていたのですが、残念ながら、ヒットは打てず、2試合目、チャンスで一本出たらもしかしたら勝てたかも…という場面で、いい当たりでしたがセカンドのファインプレーでアウトになってしまい、役目は果たせず
でも、このチームで1勝できたことが、とても良い経験になったと想います
負けてしまった試合も、途中まで1点差で、最後2点取られて負けたとはいえ、いい試合でした
2試合目に戦ったチームは、みんなものすごく背が高くて、175センチ超えも何人かいたし、190センチという、この大会のチームの中でも一番背の高い子もいて、すべてが上な感じだったのに、山っこの、ちび軍団が堂々と挑んでいた感じがして、見ていても楽しかったです
まだやっと私を抜いたぐらいの、162センチのちびっこ風ですが、マウンドでは、ちょっぴり大きく見えました態度がでかいだけか?
いつも同級生が2人しかいない、初心者がいっぱいのチームで戦っている風にとっては、すべてが、とても新鮮で、楽しかったはず
出来ることなら、もう1試合勝って、中央大会に進ませてあげたかったけれど、1ヵ月このチームでやれたことに感謝です
保護者の方も、とても感じが良くて、最後はみんなで集合写真を撮ったり、たくさんお話ができて楽しかったです
せっかく仲良くなったので、子供たちもこのつながりが、続いたら嬉しいなぁと思います
コロナ、コロナで、なかなか思うように、野球もできなかった子供たち…でも、この大会が出来てよかった、そして、無観客ではなくて見させてもらえて幸せでした
感謝の気持ちを忘れずに、自分たちの中学に戻って、残りの2ヵ月、思いっきり味わってほしいなぁと想います
私も、最後まで精一杯応援しようと想います