皆さまこんにちは。

田上久美子です。


今日もお読みいただきありがとうございます。





「花を買ってプレゼントするって
どうにも照れ臭くて出来ない。」
そんな風に話す男性と
お話しをした事があります。
女性が花をプレゼントされると
喜ぶことは知っているのだけど、
どうにも照れ臭くて
出来ないのだそうです。

照れ臭くなる原因の一つには
「慣れてない」
があるそう。

たしかに、
お花屋さんに入って
何をどう買ったらいいのか
慣れてなければわからないし、

プレゼントとなると、
・用途を聞かれる
・好みを聞かれる
・ラッピングされるのを待つ
・ラッピングされた花束を持ち歩く
というこれら一連のことが
どうにも恥ずかしくて
仕方ないのだそうです。

それでも、人生で何度かは
意を決して買ったそうですが、
スタバでコーヒーを買う様には
いかないとの事でした。


『花を買うのは男の役割り』
以前ある大物男性アーティストの方が
自宅に飾ったお花の写真と共に
インスタに投稿されていた言葉です。

特別な日だけじゃなく、
日常の中にさりげなく、
男性がお花を買って帰る。

そんな文化がある暮らしって
素敵だなぁって思いました。

お花を買えない理由が
「慣れてないから」
なのであれば、
慣れてしまえばいい。


わが家の息子たちには
今のうちから慣れておいてもらおう。

その方のお話を聞きながら
そう思う私がいました。




先日、次男にスーパーへの買い出しを
頼みました。

買い物リストはLINEに送るのですが、
恥ずかしがるかな?
と思いつつ、
買い物リストの中に
「お花」と追加してみたら、
これを買って来てくれました。




すごく綺麗なお花たち。

これ、スーパーに並んでる
ワンコインのお花なんですよ。
⁡テーブル用に短くカットして
空いた瓶に生けてみたら
こんなに素敵になりました。

綺麗ですよね〜。



よろこぶ私に
「これなんて言う花?」
と聞いてくれる優しい次男。

きっと右から左に忘れてると
思われるのですが、
私の好きに会話を合わせてくれるのです。

・カーネーション
・スプレーマム
・スターチス

と、花の名前を教えながら、
「お花買うの恥ずかしくなかった?」
と聞くと
「全然。え?普通は恥ずかしいものなの?」
という返事。
いかにも次男っぽいなって思いました。


小さな頃から母の日や誕生日、
なぜか勤労感謝の日にまで
お花をプレゼントしてくれてる
3人の息子たち。

お花を買う事に抵抗や照れは
なさそうです。


なさそうですが、次男は
自分で買って来たカーネーションを見て

「これは薔薇?」

と聞くような子(笑)

きっと現時点で
花の名前に興味はありません。




「そうだね〜。
慣れてなくて花を買うのが恥ずかしい
って男の人、結構多いみたい。

いつかあなたも大好きな人と
一緒に暮らす時が来るでしょう?
もしその人がお花が苦手じゃなければ
こんな風にお花を買って帰れる
男性でいられたらいいね。

『花を買うのは男の役割り』って
公言する男性もいるくらい。

なんでもない日に
さりげなくお花を買って帰る男性って
素敵だなって思うよ。」
と伝えました。
これも私流の"息子育て"の一つ。
野菜や果物を買うように
スーパーのお花を買って帰る。
パン屋さんで好みのパンを選ぶように
スタバで好みのフラペチーノを頼むように
お花屋さんで好みの花を普段買いする。
そんな暮らし方もあるって事や
そんな喜ばせ方もあるって事を
選択肢の一つに入れておけるような
情緒が豊かな男性になって欲しいなって
思います。


「情緒は美しさでのみ育つ」

と言う言葉があります。


花は空間の波動を上げて
情緒を育ててくれますね。


次男、

「綺麗だな〜」って眺めながら
写真を撮ってる私を見て、
「こんなに喜ぶんだ〜」
って顔してました(笑)
こんなに喜ぶんだよ〜笑
お花のある暮らしって
心が豊かになりますね。


翌日にはスターチスに白い花が咲いてました。






今日も愛と感謝を込めて

kumiko