この間の休日、お昼ご飯にファミレスへ。



わたしはホワイトソースドリアをたのんだ。


あと、ピザとサラダと、旦那さんはチキンプレート➕コンポタを。


注文してすぐ、だんなさんはタバコを吸いに店外へ。


わたしはドリンクバーからメロンソーダをもってきて、


“ドリアは調理に時間がかかるから最後やろな〜”


なんて思いながら、メロンソーダでシュワ〜としていた。


わずか数分後、


まず最初にドリアが運ばれてきた!
一緒にピザも!


そーなんや!!
オーブンの進化なのかな!

それにしても、めっちゃ早っ!

まさかチキンプレートが最後なんてビックリ!


タバコから帰ってきただんなさんにも、
「まさかチキンプレートが最後なんてな〜!」なんて言いながら、ドリアをパクリ。



あれ? 


冷たい?


でも表面に焦げ目がついている部分もあるから、焼いてないわけじゃない。

ほんのりとあったかいところもある。


でも、


熱々じゃない!!


ドリアが熱々じゃないなんて。


ハフハフ不要だなんてーーー!!!



「なんか、ドリア、冷たいねん」

だんなさんにポツリともらしてみた。

「そーなん?それおかしいやろ。店員さんに言うか?」


う〜ん。
でも、もしかして、これがこのお店のスタンダードなんかもしれへんしなぁ。

言うの、めんどくさいしなぁ。

しかも、実は、パート先の優しいお姉さまからこのお店の割引券をいただいてて、
(その割引券はナンバリングされてて、だれに発券した割引券か、わかるかもしれないようで)、

今日はその割引券を使うべく、意気揚々と来店した運びなのだ。


“なんか、クレーム言うの、気がひけるな〜“


よし! このまま完食すべし!  

って、食べ進めることにした。

ほんとはハフハフしたかったけど!


(しかも、実はピザもちょっと冷めてる気もする!
なんで? すぐに運ばれてきたくせに、どのタイミングで冷めたん?)



で、


ハフハフ不要のドリアを三分の一ほど食べ進めたところで、


うしろの席から、


「これはドリアじゃないっ!!」


って、


店員さんにハッキリと言い放つ声が聞こえてきた!!


聞き耳をたてる私。


声の主は、60代くらいのおばさまで、


「ここのドリアがおいしいからいつも頼んでるけど、今日のは違う。お米が冷たいのよ〜


やっぱり!!!!


やっぱり冷たいの、おかしいんや!!!


声を上げてもいい事やったんや!!!


ナイスおばさま!!!
きっぱりと言い放っててめっちゃかっこいい!眩しい!!!


「申し訳ございません、すぐに作り直します」


って、そのおばさまのドリアを下げる店員さんに、すかさず、


「こっちもですーーー!!
 言おうか迷ってたんですけど、こっちのドリアもホワイトソースが冷たいんです!」

って、無事私の分も作り直してもらえることになりました!!


やった〜


おばさまに、
「言おうか迷ってたので、ありがとうございました!」ってお礼を伝え、


「そうだったのねー!あれは冷たいわよね〜」

って、笑顔で会話しました。



運ばれてきたドリアは、これでもかってくらい熱々で、上アゴ火傷するんちゃうかって程でした。
やっぱりドリアは熱々じゃなきゃね! ハフハフ!


「冷たい」って思った瞬間に店員さんに伝える瞬発力のあるおばさまに感謝。


それにしても、偶然まったく同じメニューを頼んでる人がいて、我慢しようとしてる私の分まで作り直してもらえる事になるなんて、なんて世界は優しいんだ。


うじうじ迷わず、感じたことをすぐに表現できるようになりたいなぁと思った出来事でした。


ドリアを1.3人前食べてお腹いっぱい。笑!