「直人も9番なんだー。私もなんだ!」
そう言って駆け寄ってきた春。
「お、おぅ…。
てっきり僕の相手は友かと思った…」
あー!
僕なに言ってんだ!?
アホすぎるだろ、こんなこと言うなんて!
「あ、いや。
でも、春も好きだし、ね。
よろしくね!」
引きつった笑顔で春に言う。
僕ってバカだな…。
心の底から思った。
「実は友ね、修也のこと好きなの。
修也が4番で私がたまたま4番引いたから交換してあげたんだ!
ごめんね、友の方が良かったよね…」
あ、なーんだ。
そんなことか。
もしかして僕のこと好きだから交換してもらったのかな的なことを考えてしまっていた自分がバカみたいだな。
「いや、春のことも好きだから全然平気だよ」
僕はまた引きつった笑顔で春に言った。
