心理的2階建構造を掘り下げ、HSPの社会生活を支える人になる〜メッセンジャースペシャリスト講座 | HSP2.0・育成者、支援者、サポート者のための〜非認知能力アップ実現のためのポリヴェーガル理論理解

HSP2.0・育成者、支援者、サポート者のための〜非認知能力アップ実現のためのポリヴェーガル理論理解

敏感、繊細、感受性の高いHSP(highly sensitive person)が、生まれ持った感性と強みを仕事に活かして生きていくことをサポート。
日本で最初にHSPとポリヴェーガル理論を結びつけ、生きづらさは自律神経系のケアで解消できることを説いている。

HSP/HSC プロデューサー 皆川公美子です。

 

HSPメッセンジャー講座ベーシックは

HSPの特性である『敏感というのはいったいどういうことなのか?』という

神経反応の話を

アーロン博士の論理から忠実に学ぶことを目的としてリリースしました。

 

この記事では、HSPの神経系のしくみというベーシックのテーマをさらに

HSPの人生というテーマにひきあげて

HSP専門家としてサポートをするためのスペシャリスト講座についてご説明をします。

 

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ベーシックコーズはこれまでに200名以上の方が受講くださり、

それぞれの現場で活かしてくださっています。

幼稚園や保育園、小学校PTA,、大学、就職現場、

そして心理職のかたや身体専門職の方も

未来ラボで情報交換しながらご一緒に進んでいます。

 

 

先日ロンドンブーツ1号2号の淳さんが自分はHSPであると公言してくださったり、

オリエンタルラジオの中田敦彦さんのYouTube大学でHSP特集を2話にわたって

公開されたり、
「世界一受けたい授業」でも武田友紀さんゲストで特集があったり

この数ヶ月で、HSPの知名度は急激にあがってきています。

学校や職場でHSPという名前が広まるだけで
解決する問題はとても大きいと思うと

ほんとうにありがたいうごきです。

 


 

 

ただ、世間で言われているように、

生きづらいイコールHSPではありません。

 

生きづらさを感じている方は多いですが

それは生まれつきではなく、後天的な問題も大きく関わっていると言う意味です。

アーロン博士は生まれつき不安な赤ん坊はいない、と言っています。

<敏感すぎるわたしの活かし方 パンローリングより>

 

HSPだけれども、まったく問題を感じておらず

その神経系の特性をご自身の人生の強みとして

活かしまくっている人もたくさんいます。

 

では、生きづらい人には何が起こっているのか。

 

それはHSPの2階建構造の心理です。

 

詳しくはこちらをご覧ください。

 

HSPさんの【生きづらい】は、二階建て心理構造が原因

 

HSP発達論的〜今、じゃあ、どうしたらいい??

 

 


 

 

 

 

 

 

【内容について】

 

HSPの特性の2階建構造である 愛着トラウマについて

深く臨床現場のお話を伺います。

HSPセミナーやお茶会を開催するときに

はげしいトラウマや愛着障害を持った方もいらっしゃる可能性があり、

クライアントさんの将来と安全のためにも

どこからかが臨床の現場の話かどこからがシェア会や交流会で扱える事例かを

きちんと理解しておく必要があります。

 

 

①愛着障害の専門講座  淵野俊二先生 (ビデオ講座)

②トラウマについての専門講座   浅井咲子先生(ビデオ講座)

③HSPを伝えるためのトレーニング講座   皆川(リアルまたはオンラインにて)

 

先生方への質問会を行いました、そちらは動画で番外編として配信します。


①愛着障害の専門講座  6巻だて

講師:浜松子どものこころの診療所 臨床心理士・公認心理師

   淵野俊二先生

 

・愛着(子どもから親)とボンディング(親から子ども)

・愛着のパターン、愛着形成について

・乳幼児期、鏡の機能、情動

・感情の伝染・増幅

・タッチの役割・オキシトシン

・愛着とトラウマ

・世代間伝達

・神経系とトラウマ

・神経系の調整不全・支援のタイミング

・関係性におけるトラウマ

・親の特徴・親の支援・トラウマセラピーについて

・それぞれの事例研究・見立てについて

(レジュメは100ページを超える大作で、ものすごいボリュームです)

 

②トラウマについての専門講座 2巻

講師:浅井咲子先生  MA, SEP, セラピスト 

・自己調整のある生活

・レジリエンスとは
・自律神経→ポリヴェーガル理論

・多重迷走神経理論

・トラウマと神経系

・交感神経・副交感神経の過剰な活性化

・背側迷走神経・腹側迷走神経

・発達性トラウマ

・防衛反応・防衛適応

・癒しとは

 

 

 

 

 

上記とても重要な神経系の本のご著者でいらっしゃいます。

 

 

 

③HSPを伝えるための総括講座

アーロン博士の示唆と私たちの身の回りの具体例を中心に

なぜHSPは愛着の問題を抱えやすいのか

・HSP/HSCが安心を得られるために必要なこと

・HSPの生育環境にプラスになりうる材料

・HSPが社会生活で抱えがちなトラウマ問題 

・神経の高ぶりについて 

・愛着・トラウマ問題をHSP視点に落とし込む 

・講座や活動を広げていくことについて

 

 

 

講座形態について

 


 

 

 

 

受講資格

HSPメッセンジャー講座 ベーシックを受講済みの方

未来ラボ所属かどうかは問いません。

ベーシック受講の方にご案内をさしあげます。

 

 

 

課題図書

 

 

 

 

 

 

 

 

受講料

 

38,000円(税別)

 

 

 

 

先生方のプロフィール

 

淵野俊二先生

 

—鳴門教育大学大学院学校教育研究科学校教育専攻教育臨床コース修了

—大学院在籍時に、児童養護施設にて、心理療法担当職員として勤務(非常勤)。その他、SC補助、訪問臨床、ひきこもり支援など。

—大学院終了後に、乳児院で心理士、自立支援専門員、個別対応職員として勤務。

—浜松市児童相談所にて児童心理司として勤務。

—社会福祉法人浜松市社会福祉事業団子どものこころの診療所にて臨床心理士、公認心理師として勤務。

 

 

 

浅井 咲子 (あさい さきこ)先生 MA, SEP, セラピスト 

2001年‐2003年外務省在外公館派遣員としてロンドンにある日本国大使館に勤務する。

2004‐2008 渡米し、カリフォルニア州のジョンFケネディ大学院で、カウンセリング心理学の修士

課程(身体心理学専攻)を修了。

オークランドの地域カウンセリングセンターで研修。

2008年‐2011年、 教育センター、企業内で相談員として勤務。2008年から、私設セラピストとして神経系にやさしい生活を提案。アート・オブ・セラピー(www.artoftherapy.net/)。2011年より被災地(福島)で定期的 にトラウマ・PTSDケアの自律神経ゲームを実施(8回訪問)。

現在は表参道で発達トラウマや愛着の問題からくる症状や生きづらさに悩む方々に神経自我統合セラピーを実践する。

翻訳書に、リヴァイン&クライン著『子どものトラウマ・セラピー』(雲母書房、2010年)、ケイン&テレール著『レジリエンスを育む』(岩崎学術出版)、

著書に『とても簡単! 自律神経セルフメンテナンス』(特定非営利活動法ratik、2015年)『100%魂のかたち』(ヒカルランド2017年)『今・ここ神経エクササイズ~はるちゃんのおにぎりを読むと他人の批判が気にならなくなる』(梨の木舎、2017年12月15日)がある。

 

 

 

HSPという特性に生まれ

それを存分に活かしていく、ということを

共に世の中に伝えていきませんか。

 

ご自身がHSPだと知って、楽になる方が増えるとともに

これからますます地に足のついた社会的サポートが必要になっていくと思われます。

 

 

HSPを弱き者として腫れ物扱いされることを望んでいるかたは

あまりいないのではないでしょうか。

そのトンガリを才能に転化し、

非HSPである方達と本当の意味でコミュニケーションを

とり、多様性のなかで楽しく自分を活かしていく。

そういう世界を体現していくことによってのみ

生きやすい世界は実現するのではないだろうかと

考えています。


HSP未来ラボがそういう世界を実現するうえでの

後押しをする場であるよう

精進していきたいと思っております。