突然の事 | のんびりと・・・・・

のんびりと・・・・・

平凡のようで平凡でない。そんな私の歩く道。

金曜日から、意識がもうろうとしはじめた父。

日曜日には起き上がることも出来ずに

尿管へ管をさしました。

意識はなく、何とか呼びかけに反応する程度。

でも、誰なのかまで分かってない様子。

そして、熱も出てきはじめ。。。。


昨日、主治医の説明で脳に転移したガンが大きくなっていること

元々の肺のガンも大きくなっていること

それが悪さをして、ここ数日脱力症状や熱が出ているとの事。

姉が余命を聞いた・・・・・


主治医は「余命というのは判断できなかねない・・・・・」

「でも、一般的に判断すると、食事がとれなくなれば

一週間から二週間」

「いつ何が分からない状態であり、覚悟が必要な時期になっています」


と言われた。


母は泣いていた・・・・・・・


姉も泣いていた・・・・・・・


私は呆然としていた・・・・・・・


父を憎んでいながらも、愛されたいと思っていた時もあった。

それが病因の一つにもなった・・・・・

でも、それを考え直したとき

やっと、普通の父子になれると思っていた。


決して子煩悩の父ではなかったし

父との思い出はない・・・・・

だからなのか、私は泣けなかった・・・・・・


初めて、ホントに初めてちゃんと父に話しかけた

父は意識がほとんどない

「お父さん。くみこだよ。わかる?」

父はうなずいた・・・・・

父に優しい言葉で、ちゃんと話せたのは

ホントにこれが初めてだった。


娘は、生まれてすぐから、小学入学するまで

実家に暮らしていたので

娘にとって父は、おじいちゃんでもあり、父親代わりでもあった。

だから、かなりのショックを受けている。

おなかが痛いと昨日も学校を休んだ。


姉の死からまだ5ヶ月・・・・・・


やっと乗り越えつつあるのに・・・・・・