こんにちは!
合同会社LIFの小口久美子です♪

2022年も早いもので3月になり冬から春への季節の変わり目です♪これから暖かくなっていくので、気持ちよく外出できる日が多くなるのが楽しみです。ピクニックやお花見など、蔓延を気にせずできることばかりです。

外出してやりたいことはたくさんありますが、その中の1つが海に行くことです。

社会人になって始めた(と言ってもまだ数回ですが)サーフィンには奥深い楽しさを感じました。何より、普段過ごしている日常とは別の体験がありリフレッシュできます。私のように海に行くと特別な気分を感じる人も多いのではないでしょうか?

そんな海について現在様々な外的要因が重なり、多くの問題が起きています。

私自身も自分が好きな海が今まで通り安全・安心に使えるようになっていて欲しいと常に感じています。そこで、今回は海洋環境が抱える問題と取り組みについて紹介します。
 

海洋環境の現状について 


まず、海洋環境が抱えている問題について。

1つ目は海洋温暖化です。

地球では温暖化が進んでいますが、海水も熱を吸収することにより、水温が上昇しています。海水の温度が上がると海流に変化がおき、生態系に影響が発生します。

暖かい海水は海面際に上昇し、冷たい海水は海底に移動するため水の循環が発生しづらくなり酸素の供給が減少します。

そのため植物プランクトンや藻が大量に発生し多くの死滅したプランクトンが沈下し、しいては海の酸欠を助長することになります。

2つ目は私たちが日常的に利用しているペットボトル容器などのプラスチックごみがきちんと処理されず海に流入していることです。

世界中で毎年約800万トンのプラスチックごみが流入しているという試算もあります。海に流入したプラスチックごみは劣化し5ミリ以下のマイクロプラスチックとなり、海中で過ごしている生物が誤ってプラスチックゴミを食べ、生態系への影響が世界で問題視されています。

 

 

企業の取り組みの例 


現状の海洋環境が抱えている問題についてご紹介しました。ここからは企業の取り組みについて紹介します。

まずはゴルフ場、ホテル事業を運営する「リビエラグループ」の取り組みです。

同社では海洋環境を保護するためプラスチックストローの廃止、海洋普及活動等、複数の取り組みを実施しています。そのなかでも毎月第3木曜日は50名ほどの社員でビーチクリーンを実施し、ポイ捨てされたゴミだけでなく砂浜の細かいゴミの除去も行っています。

家電メーカーの「パナソニック」でも海洋環境対策の取り組みを行っています。

海の実情を社員と分かち合うため2018年3月から本社の食堂でサステナブルシーフードメニューの供給を開始しました。

パナソニックの取り組みがきっかけでタムラ製作所などの別の会社でもサステナブルシーフードメニューの供給が普及しています。

 

 

私達個人にできること 


ここまで企業の取り組みについて紹介しましたが、私たち個人でも海洋環境に対して貢献できることはあります。

例えばマイバック、エコバッグの利用です。
海のゴミ問題の1つはレジ袋が原因となっています。適切に処理されず海に流入し魚が間違って食べると死滅する原因となります。そのためマイバック、エコバッグを活用し汚染の可能性を下げることに繋がります。

他にもマイ箸、マイボトルの利用も考えられます。2022年4月からプラスチックのスプーン・フォークが有料になり、マイ箸を持つのは節約だけでなく、環境への配慮にもつながります。

マイボトルを持参することによりペットボトルゴミの減少に加え、普段の飲料費も節約できます。

他にも私達にできる取組として海のエコラベルであるMSC認証やASC認証の水産物を購入することにより、海洋環境の保護に繋がり生産性も向上するので、海だけなく消費する側の私たちのメリットにもなります。

 

 

個人も企業も海洋問題に向き合い綺麗な海を維持する未来へ♪ 


今海洋環境が抱える問題、企業の取り組み、私達個人で取り組めることを紹介しました。

1つ1つは細かく地味なことかもしれません。しかし1つ1つの行動を積み重ねていくことにより、大きな変化に繋がっていくと私自身は感じています。

それは海だけなく自分自身の事業についても同じだと思い、改めて小さなことでもできることから努力し、自分の実力をつけ、世界的な海洋問題にも良い影響を与えることができる人間になります!

次回のブログ更新もお楽しみに☆

それでは、また♪