2時間ドラマの代名詞的存在にもなっていた日本テレビ「火曜サスペンス劇場」が今秋、24年の歴史に幕を閉じることが13日、分かった。819月のスタート当初は、視聴率25%を超えることもたびたびあったが、ここ数年は10%台前半の視聴率が多かった。00年ごろから「サスペンスにこだわった番組制作は、時代に合わない」などと、終了が検討されてきた。後番組の詳細は決まっていない。
 四半世紀にわたり茶の間に親しまれてきた「火曜サスペンス劇場」が消える。すでにドラマの収録はしておらず、9月末で終了の見込み。10月以降は単発の2時間枠として残る予定だが、放送番組については現在、検討が進められている。
 同劇場は81929日にスタート。82727日放送の「松本清張の指」では、平均280%を記録するなど、高視聴率を連発してきた。真野あずさの「弁護士 高林鮎子」や、故いかりや長介さんの「取調室」など多数の人気シリーズを生み、主題歌でも「聖母たちのララバイ」(岩崎宏美)などを大ヒットさせた。79年スタートのテレビ朝日「土曜ワイド劇場」とともに2時間ドラマの老舗として固定ファンをつかんでいた。
 しかし、最近は10%台前半の視聴率が多く、内容のマンネリ化も指摘されていた。関係者は「数年前から、サスペンスに絞ったストーリー展開が視聴者に飽きられるようになった。2時間じっくりドラマを見て、謎解きを楽しむような時代でもなくなった」などと終了の理由を挙げている。
 背景には、日本テレビがフジテレビと展開する激烈な視聴率競争もある。日本テレビは一昨年まで10年連続で年間視聴率3冠(ゴールデン、全日、プライム)を達成。しかし、昨年は巨人戦中継の低迷などで3冠王をフジに譲った。今年はさらに苦戦続きで、ゴールデンタイムの46月期平均視聴率で、テレビ朝日、TBSにも抜かれ4位となった。
 「王者奪回」が同局の至上命題で、今秋には大幅な番組改編が予想される。「火サス」もその波にのまれた形だ。4月には「速報! 歌の大辞テン」「摩訶! ジョーシキの穴」などが終了している。


なんで!!私大好きなのに

続き物はなかなか見れないけれど、

単発ものなら見られるので、結構観ていたのに

家の母も大好きだよ!!

残念だ