人間は穀物を中心に食べることを運命づけられています。
生まれもって食べることを運命付けられている食べ物これを食性といいます。
今本当に、健康情報は氾濫しています。医学雑誌でも新しい調査の報告も次々と入ってきます。
わたしも、どんな食べ方がいいのか、わからなくなったり、戸惑ってしまうことあります。
何をどれだけ食べたらいいのか、迷いそうになったとき、わたしは、ここに戻るようにしています。
それが食性です。
食性とは何をどれくらい食べることを運命付けられた動物なのかということ。
牛や馬などの草食動物は草を食べることを運命付けられています。
草食動物に肉を与えたら、内臓はとても負担になり、病気になることでしょう。
ライオンやひょうなどの肉食動物は肉を食べることを運命付けられています。
では人間は何を食べるのがいいのでしょうか。
食性は歯を見ることでわかるといわれています。
人間の歯は永久歯で32本あります。
奥の臼歯はうすのような形をしています。
この歯は穀物をすりつぶすための歯で上下とも5対20本、前歯(切歯)は野菜をかみ切るための歯で上下2対づつ8本、犬歯は繊維の肉や魚を噛み裂くための歯で上下1対づつ4本あります。
その歯がもっている働きに合わせて食べることが食性にあった食べ方ということなのです。
つまり、穀物をすりつぶす臼歯が大半、野菜の切歯が少し・肉や魚などの犬歯がまたまた少し比率にしてみると7:2:1くらいでしょうか。
もちろん、日本人が食べ続けてきた食べ物、食べ方は、島国で鎖国をしていたこもあり、純潔に近い日本人には、体質に合っていると思います。
もともと痩せていて、太ることに憧れてきた日本人の食べてきたものは穀物です。
安心して食べてください。
人間も動物、必要な栄養素は脳が欲するように本能の仕組みがあります。
脳の欲するものを食べていればいいわけですが、基本の食べ方に不安を感じたら思い出していただきたいなと思います。
国が掲げている食生活バランスガイドも、食性に近いですね。
野菜が少し多いように感じますが。
農林水産省 食事バランスガイドより
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