同級生のKちゃんから誘ってもらって

浜松秋葉神社での

日本画家 森谷明子さんによる

「ジャポニズムふたたび」というお話会に参加。


どんな内容なのか良くわからないけど、

体に良さそうな食事が付いて3,000円というお値段に惹かれて申し込んでいました。


特別企画「食」はご神事

〜ご神事としての「食」を通して縄文の心を体感しよう!〜

という内容でした。


森谷さんのお話はとても興味深く

感動的でした。


SDGsの盲点を指摘。


人間がこの先困らないように、

という観点から17個のSDGs目標が掲げられているが、そこには感謝と反省が欠けている。


感謝(人間が地球環境を保護するのではなく、人間が地球環境に守られ育まれていることへの認識が不足)


反省(この世界を混乱させた原因を顧みることなく、目的だけを達成しようとしていること)


「食」から縄文の心を体感

日本の「いただきます」は英訳できない。

eatは「食らう」


「いただきます」は元々「賜ります」

「大切な命を賜りました、いただきます」

ということ。


神社は縄文の心を体現する場所

・日本列島で発祥した縄文文明は世界の四大文明とは異なり、現在まで緑豊かな自然を維持している。

・全国8万8000の神社は、森とせせらぎの交差する場所を条件とする。

・お寺の数(7万7000寺)も加えると日本列島には16万5000ヶ所の聖地がある。

・小さな国土にこれほどの聖地が集中する国は他にない。


「食」はご神事

・ユネスコ無形文化遺産「和食」は神事との関わりに着目。

・「食べる」の語源は「賜る」

賜る→いただく→いただきます

・神聖なる命を賜り、ひとつになる神事が「食」

・箸、箸置きは神事の道具である神器












桜吹雪が舞い散る中🌸

気持ちのいい風に当たりながら

美味しいお料理をいただきました。

(大切な命を賜りました)


とても幸せな時間でした!


森谷さんのお話から

日本の神や縄文の時代から脈々と続く日本人の心の素晴らしさ、「賜ります。いただきます。」という感謝の心に感動し、何度も涙が溢れてきました。


日本人で良かった。

この素晴らしい日本に今生きていることに感謝しました。


また次回のお話会にも、是非参加させていただきたいと思いました。


☆本居宣長の食事の歌☆

たなつもの 百の木草も 天照す 日の大神の 恵えてこそ


朝宵に もの食うごとに 豊受けの 神の恵みを 思え世の人