大変な年でしたね。
皆さん、どんな思いで、今このときを過ごしておいででしょうか?

私はといえば昨日、12日から始まった舞台の東京公演が満員御礼で千穐楽を迎えることができました。
お越しくださった皆様、本当にありがとうございました。
続いて、大阪、名古屋公演と続きますが、世の中が少しでも落ち着き、無事に幕が開くことを祈っています。

同じく昨日、最後の原稿も書き終え、1年の疲れがドッと出て、12時間も眠ってしまいました。
子ども並みです。

さて、来年はどんな年となるでしょうか?
本日、この時を思えば、明るい兆しを感じられない年明けとなりそうですが、でも、この世は両極の世界です。
つまりは、良いことと悪いことが同時に存在する世界。
ですから、どんなに厳しいことも、最悪の出来事と取るか、変化のチャンスと取るか、それは、受け手である私たち次第であり、希望を捨てないことだけが未来を変えていく力となるのだと思います。

長く生きていると、この世とおさらばしたいと思うことはもう何度もありました。
でも、生きてきた。
ならば、腹をくくって生きていこうと思います。

皆さん、本当に本当にお疲れ様でした。
今なお、働き続けている方たち、医療従事者の皆様、心からのねぎらいを贈ります。
この寒空、不安を抱えている方たち、心からの愛を贈ります。

素晴らしい一年になることを祈念して──
皆様、良いお年をお迎えくださいませ。