俳優の加藤剛さんが亡くなられました



まだ12歳だった私は
舞台の現場で加藤剛さんと出逢い

子どもにも大人にも
分け隔てなく優しく紳士な剛さんに
とても、とても感動したことを
今でも覚えています



凄い大人
格好いい大人



まだ10代前半の幼い頃に
なんて素敵なんだろうと
胸が温かくなった役者さんは僅かで
坂口良子さんと加藤剛さんくらい



あとは、生意気な子どもでしたから
“子ども”という理由で邪険に扱われる事が
常でした




今、こうして学んでみると
プロと呼ばれる現場に子どもがいることは
成長や発達から見れば不自然な事で
現場では不自然な事を求められ
幼い魂はそれに応えようと
一所懸命になります



でも、その現場に
格好いい大人
愛のある大人
尊敬できる大人がいれば
その作品に関わった事がその子にとって
一生の宝物になります



私がそうでした




格好いい大人になれているだろうか
心に優しさはあるだろうか
愛のある大人だろうか



明日のこと、一寸先のことすら
わからない世の中だからこそ



今、出来ることを丁寧に
目の前の出来事に愛をもって




加藤剛さん、大好きでした。
ご冥福をお祈り致します。



明日も
素敵な一日になりますように✨