夫が帰宅すると、玄関で私を呼びました。
お向かいに、霊柩車が来てる、と。
母と一緒に窓から見てみたものの、よくわからず、
母は様子を見に、お向かいのお宅に行きました。
夫に、見間違いじゃない?本当にそうだった?と念押ししたら
夫も、絶対そうだった、というので、母が行ったんですが
間違いだったら、恥をかくけど、その方がいい・・・・と思いながら
母の帰宅を待ちました。
夕方、急変し、亡くなったそうです。64歳。若すぎます。
色々な部位に出来たガンと闘っていた、お向かいのおばちゃん。
私が思う「おばちゃん」は、愛情があるときの呼び名です。
お向かいのお宅には、私が大学生の時、突然我が家にやってきて、
「家庭教師やって!」と頼まれ、
しばらく出入りしていました。
二人で一緒にご飯を食べに行ったときもあります。
家庭教師ぶりは最低だったと今は思い返すし反省するしかないけど、
そうじゃなくても
「ご近所のおばちゃん」は、小さい頃から会う人だし、
とても親近感がありました。
母がガンになったこともあって、よくお互い話をしていたみたいです。
転移するたびに、治療して、頑張ってた おばちゃん。
死因はガンそのものじゃなく、抗がん剤で出る副作用が原因じゃないか、って
息子さんが話してました。
少しして、母、妹、夫、私で、お別れにお邪魔してきました。
笑ってるような顔をしていました。安らかな印象でした。
夫も、おじさんの会社で働いていたことがあるので、一緒に行きました。
今回の入院も、歯が痛くて食べられない、というので、入院したんです。
元気になって戻ってくるって信じてました。
おじちゃんも数年前に脳疾患で倒れ、しゃべれなくなり、今は車いすの生活です。
久しぶりに、おじちゃんとも会いました。
単語が出てきたので回復にびっくりしたけど(もちろん嬉しい意味で)
実感が湧かないのか、悲しそうな様子は感じませんでした。
まだご家族には、実感が湧いてこないんでしょう・・・当たり前です。
色々な思い出を思い出しながら、ご冥福をお祈りしたいと思います。
いつも明るかったおばちゃん。
今度は天国からご家族を見守ってあげてくださいね。
私もご近所さんとして、必要ならばいつでもお手伝いに行きます。
だから安心して休んで下さいね。
ありがとう。