未来 投稿で土方さん記事です前回、風間さんとの戦いを終えた後、大坂城へ、そして、撤退し、釜屋に身を寄せている所から☆☆ネタバレのみですので、閲覧は自己責任でお願いします。
江戸の釜屋へ戻る前に、重傷だった山崎さんが亡くなってしまいます。大坂城で、敵を迎え撃つ気満々だった土方さんですが、徳川の将軍が、先に部下を見捨てて、江戸に帰った事で激怒・・・それでも、別に上の人間の為に戦っている訳ではないと自分を納得させながらの江戸への帰還でした。
近藤さんの怪我もまだ治らず・・・隊士達の間には、近藤さんも、徳川将軍のように逃げ出したりしないか・・など不安が広まります。永倉さんや原田さんも苛立ちを隠せず・・・沖田さんと山崎さんがいなくなった分の仕事も増え、斎藤さんや土方さんは日々仕事に追われていました。
そんな中、山南さんの動きがどうもおかしい・・・。京の治安を守るというような役目を言い渡された訳でもないのに、夜の巡察に行くと言って、日々1人で夜に出かけています。そして・・・辻斬りが起きているという噂・・。何となく嫌な予感がします。
そして、平助君から、羅刹になったら、そのうち、吸血衝動が起こり、我慢できない程の苦痛がもたらされると聞いた主人公は、実家に戻り、父の資料をあさって、羅刹の発作を抑える薬を精製します。山南さんは受け取ってくれず・・平助君が受け取ってくれました。
そんなある日・・・・とうとう、仕事に忙殺される土方さんに、羅刹の発作が・・
平助君から、血を飲めば、嘘のように楽になるとも聞いていた主人公、これ以上、土方さんに苦しんで欲しくなくて、自らの指を傷つけます。
血を飲んでくれという主人公の申し出を当然拒否する土方さんですが・・・羅刹の発作の苦しみは強く・・・
主人公の血を飲んだ土方さんの様子が、さっきと違って随分楽になっているようで、それだけでもホッとする主人公。
発作がおさまった後・・・土方さんはポツリと、こんな風に呟くのでした。今の土方さんを支えているのは、紛れもなく近藤さんの存在です。この日、初めて、土方さんに羅刹の発作が起き・・これからも少しずつ、彼の体を苦しめていく事になるのでした。
では、本日はここまで☆載せてはいませんが、大坂城を撤退する時、近藤さんなら、最後の最後まで戦って、武士の生き様を見せてやるのにと言っていた、と語った土方さん。彼にとって、近藤さんはとても大切な存在で、彼を大将にする為にも負けられないと辛い中で、必死で戦っています。山崎さんが亡くなり・・・死ぬ程苦しみ・・そして幕府の総大将が先に逃げ出して・・近藤さんの怪我も未だ癒えず、沖田さんの病も芳しくない。更に、山南さんの不穏な行動・・
これから先、新選組は、どんな道をたどっていく事になるのでしょうか。
また明日以降、ゆっくり更新しますね☆☆