ヨガの目的と禅の教え

「ヨガの目的って何ですか？」

先日、生徒さんから頂いた質問です。

ヨガというと

難しいポーズをとるもの、とか

まるで軟体人間のような（笑）人並み外れた動きをするもの、

というイメージがまだまだありますよね

なので初めて参加される方の殆どは

もうお決まりのように、

「ものすごくカラダが硬いんですけど・・・大丈夫ですか？」

と、少し不安そうに仰います

その答えは

「モチロン、大丈夫！」

カラダが硬ければ硬いほど、

「カラダからのメッセージがはっきりと、しかも長期間感じられる」というウレシイオマケ付きですよ！

え？うれしくないですか？（笑）

話が逸れてしまいましたが。。（笑）

ヨガの目的は、

実は、ポーズをとったり

カラダを柔らかくすることではないんです

一言で言うと。。

【心の安定】 です！

アーサナ（ヨガのポーズのこと）の他に

呼吸法や瞑想などを集中して行い

マインドをフルな状態にする（今この瞬間に全精力を注ぐ）ことで

心とカラダを繋ぐ。

葛藤や苦悩を手放す。

＝【心の安定】

と、なるのです

カラダや心、呼吸という

実感を得やすかったり、注意を向けやすかったりする部分を使うことで

より、自分の内側へ内側へと意識を戻しやすくなるんですね

そのこころはヨガに限らず、

仏教でいうところの【禅】の教えも同じなようです。。

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「禅では、瞬間の刹那に意識を集中しながら、それをしている〝いまになりきる〟ということを大事にします。歩くときは、歩くことになりきる。箸を持つときは、箸を持つことだけに専念する。ほかはすべて排除する。いわば、瞬間瞬間の集中法です。そうすると、人間の脳のスペックが最大限に発揮され、脳がクリアになるんです。自分が何者であるのかは関係なくなり、幸せな気分が訪れます。」

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僧侶であり、

ベストセラー作家でもある小池龍之介さんの言葉です

（30分で納得ニッポン文化集中講座禅）より抜粋

「心の安定」などとカッコいい感じに言っていますが。。

つまりは

【幸せになるため】に

ヨガをするんですよね

とはいっても、、

幸せになれるから！というこだわりや過度な期待をもって

ヨガをしたり瞑想や座禅をするのは、

それもまた真の目的からかけ離れていってしまいます