というわけで、週末も元気にラボで実験いそいそ。
とは言え、策を巡らせど何か良いものが出来そうな気配はなし。
そろそろリガンド変えどきかな・・・僕なんだか眠いよパトラッシュ・・・←はしょり過ぎ(再)。と言うか正確な台詞忘れましたw
戯言はこの辺にして、今日こそは欧州旅行記の続き更新しまっせ。
ようやく初日が終わります。ここまでで5回使うとは・・・先が思いやられますな。
ま、また週末までに頑張って更新できるよう努力はします。期待はしないで!
ではではー。
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前回までのあらすじ。今晩に空港へ到着予定の旅仲間の先生ご一行from日本を迎えに、夕方過ぎにホテルを出発。
シモンさんと2人、徒歩で新世界通りを北上しながら駅へと向かう。
新古典様式のファサードが印象的なKościół Wniebowzięcia NMP i św. Józefa Oblubieńca(聖母の被昇天と聖ヨゼフ教会)の手前で、新世界通りを左に折れた。

市内中心部、Sofitel Victoria Warsaw(ソフィテル・ヴィクトリア・ワルシャワ・ホテル)の豪勢な正面玄関を横目に通過する。

右手に現れたのは、The Saxon Gardenの名前でも知られるOgród Saski(サスキ公園)だ。
早速、美しい装飾と取り囲む赤い花々が印象的な巨大噴水に迎えられる。
カップルの待ち合わせ場所としても有名な場所と言うが、それも納得できる。

この公園は、元々Pałac Saski(サスキ宮殿)に付属する庭園だったが、宮殿は第二次大戦中にナチス・ドイツ軍に占拠されて司令部となり、戦後破壊されてしまったとのこと。
第一次大戦で国のために命を捧げた名もなき戦士たちを弔うべく建てられたGrób Nieznanego Żołnierza(Tomb of the Unknown、無名戦士の墓)のみ、戦後すぐに修復されたらしい。
しかし現在、サスキ宮殿そのものを再建する大掛かりな工事が進行中らしく、無名戦士の墓も含めて宮殿跡地は立ち入り禁止となっていた。

公園内をゆっくりと散策していると日も落ちてきたので、駅の近くへ移動して夕飯を食べることに。
近辺のレストランを幾つか吟味するも、やっぱりポーランド料理をもっと食べたい!ということで、お洒落な喫茶店風のレストランLoftへ。

もう夕飯だから、ということでシモンさんと共に、僕もポーランドで初めてのアルコールを解禁することに。
お勧めを聞きつつ色々考えた結果、ドラフトビールの銘柄Kasztelan(カステラン)を試すことにした。

ポーランドでも有名なデンマーク生まれのビール醸造会社Carlsbergの誇る銘柄で、加熱処理されていないドラフトビールらしいクリアな味わいが際立っていて大変美味!
ちなみにシモンさんは、ポーランド国内の醸造会社CiechanのMiodowe(蜂蜜ビール)を注文。
蜂蜜ビール自体はポーランドでは比較的ポピュラーであるが、この銘柄を飲める場所は多くないらしく、僕も飲ませてもらったがオーガニックな蜂蜜の深い味わいに大変感激した。

昼食同様、メニューを逐一シモンさんに解説してもらい、今回は昼に選ばなかった典型的なポーランド伝統料理ということで、Dumplings(ダンプリング)とZurek(ジューレック)を注文。
ダンプリングとは一言で言えば餃子のことで、今回注文したのはPierogi Ruskie(ピエロギ・ルスキェ)というピエロギのロシアン・スタイル。
ロシア料理として有名な水餃子風のpelmeni(ペリメニ)に近いが、ピエロギ・ルスキェは具材としてcurd(カッテージ・チーズ)とじゃがいもを使っている。

今回、水餃子風の茹でたものと焼餃子風の揚げたものが選べたが、ここはシモンさんの勧めで揚げたタイプを選択した。
ベーコンとミニトマト、ブロッコリー・スプラウトが添えられており、ソースはかかっていない。
サクッとした皮に包まれた中には、ホクホクのじゃがいもと爽やかなチーズが詰まっており、味も食感も申し分なかった。
続いて運ばれてきたジューレックは、ポーランドで最もポピュラーなスープ。
適切な英語訳がないらしく、英語メニューにはPolish-style sour rye soup等と表記されていたが、まさにその通り、ライ麦をぬるま湯で発酵させて作るらしい。
乳酸菌飲料ならぬ麦芽酵母菌スープとでも言うべきものだから、当然sour、即ち酸っぱい。

ソーセージとゆで卵と一緒に煮込まれたスープは、酸っぱいと言っても、大量に浮かんでいるマジョラムの香り同様、とても優しい味わいだ。
一緒にパンが出され、バゲット風にスープに浸して食べるのだが、これがまた素晴らしい。
この夕食で、昼食で感じていたポーランド料理の美味しさを再認識すると同時に、今まで知りもしなかったポーランド・ビールのうまさを知ることとなった。
しかし、そんな至福の夕食タイムを満喫中、俄かに外が騒がしくなってきたので目をやると、雷鳴と共に滝のような豪雨が降ってきていた。
あまりの勢いに、暫くすれば弱まるだろうとレストラン内での時間潰しを決め込んだが、止む気配がないまま飛行機の到着時間が迫ってくる。
やむなく強行突破を決め込んで、小刻みに雨宿りしながら駅までダッシュ。
ずぶ濡れとまでは行かずとも、髪から水が滴るくらいはしっかり濡れつつ、本日二度目のŚródmieście駅構内へ。
空港行きの最終から一本前、貸し切り状態のがらがらな電車で再び空港へ舞い戻った。
この車中、電車内にチケットを切るための自動機が置かれていることに気付いた我々は、同時に行きの電車をただ乗りしてしまっていたことを知るのだったが、言い換えれば車掌のいない電車ならただ乗りし放題ということか。

そんな疑問を払拭しきれぬまま、再び駅から空港まで雨の中を疾走。一瞬乾いたのも束の間、再びしっぽり濡れてしまった。
気を取り直して空港の国際便出口で先生一家の到着を待つも、待てど暮らせど現れない。飛行機はとっくに到着しているはずだが。。。
待つこと約1時間、これはもしかして何かあったのかな?と思い始めた頃、ようやく先生とその奥さん、小さい娘さんが姿を現した。

ひと安心したのも束の間、再会を喜ぶ間もなく先生から衝撃の報告が。なんとスーツケースを一つ、ロスト・バゲージしたとのこと。
しかも、その中には先生の衣服は勿論、今回の旅行で再会する人達へのお土産なども入っていたらしく、これには流石に先生も落ち込んでいた。
まぁ話題に事欠かないと言うか、悪い意味で「持ってる」エピソードだなぁという感じもするのだが、海外渡航時には本当に大事なものはスーツケースでなく手荷物で持参すべしという良い教訓になった。
予定より合流が大幅に遅れて、電車は勿論のこと最終バスも終わってしまったため、空港からタクシーでシェラトン・ホテルまで向かう。
ホテルへ着いたときには日付が変わっており、僕はシモンさんとのブートキャンプで、先生は長旅とロスト・バゲージで疲労困憊していたため、シェラトンのバーで飲んだくれることもなく就寝したのだった。
















