元気な自分は本当に元気? | 日々是成長なり 思春期 不登校 コロナ

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日常の愚痴やら、趣味やら、感じたことやら、思いついたことなど。他愛のないこと、気ままに綴ります。

私が、次男くんの不登校に直面して、もう数年になる。

次男くんは中1の夏休みまで、部活もとってもよく頑張っていた。

でも、夏休み後半、部活を休んだところから、一切学校には行かなくなった。。。

 

そこから、1か月と少し経った頃、当時中2だった長男くんも学校へ行かなくなった。。。

 

当時のブログを読んでくださって居た方たちは、そこ頃もう気付いていたのかもしれない。

 

その頃の私は、子どもが不登校になったから何だというのか?と、どこかとても前向きで、元気一杯で、自分は大丈夫!!って思っていた。

 

いや、実際大丈夫と言えば大丈夫だったのだけれど・・・。

 

それでも長男くんは、一応、3学期には学校に戻ることができた。

塾にも行った。近くの公立高校を受験予定だったが、結局、通信制高校を選んだ。

 

通信制高校に行った長男くんは、その後、病みまくり、生死にかかわるような状況になったり・・・。

 

子どもも私もとってもしんどい時期だった。

 

なのに、私は、やっぱり元気だった。元気にしかできなかったと言った方が正しいのかもしれない。

 

ただひたすら、元気に過ごすことしかできなかった。。。

 

無意識に、その状況を受け入れることを拒んだ結果、元気だっただけなのかもしれないと、月日が経った現在はほんの少し自分を労わることができるようになってきた気がする。

 

苦しい時に苦しいと発すること、しんどい時にしんどい助けてと発すること、それができるのは、自分を偽らないで、自分の心と体と思考を見つめることができた時なんだよね。

 

私は、本当はちっとも大丈夫じゃなかった。でも、頼れる人も居なかった。だから、ひたすら自分は大丈夫だと言い聞かせながら、元気に振舞って過ごすことが精いっぱいだった。

 

不登校とか、子どもの病みとか、直面したことのない人からすると、到底わかり得ないことがそこにはあって、耳を傾けたところで、返ってくる言葉は何の足しにもならないようなものばかり。

 

現在、そんな辛い想いをしているお母さんが居たら、一人で頑張らないでと、そっと抱き締めてあげたい。

助けてって泣いていいんだよ。お母さんだからって元気でいなくていいんだよ。子どもの助けになってあげられるように、まずは自分のしんどさにしっかり気付いて、対処してあげてね。

 

そしたら、きっと心の底から不登校自体が問題なわけではないと、本当の元気なお母さんの姿を取り戻せる日が近くなるから。

 

悲しいのは何なのか、心が悲鳴をあげているのか、思考がそうさせているのか、体が疲れ切ってしまっているのか・・・。

 

不登校のその先に何が見えるのか、それは、人それぞれ違うし、不登校でも大丈夫なんてことは、相変わらず好きではないので言わないけれど、現在、不登校で悩んでいるお母さんの気持ちは、とてもよくわかる。。。

 

人に言っても理解などしてもらえない、さらに、旦那と子どもの間でますます疲弊してしまう苦悩を、私は元気にやりすごしてしまったけれど、本当はその時にもっと自分を労わってあげるべきだったと、現在は思うから。。。

 

しっかり泣いて!その先に進めるように・・・☆