大晦日の朝、3歳の孫が突然嘔吐しました。


初めての大量吐瀉物に慌ててオロオロするお嫁さん。


私は孫の口元にティッシュを充てて、泣きながら吐く孫の背中を撫でる。


そんな時でも沙也加を思い出す。


一日中吐き続ける沙也加の口元にガーグルベースを充てて、背中を指すっていたなぁ。


ママごめんね、と何度も謝る沙也加の言葉を思い出す。


辛い闘病生活だったけれど、ママは沙也加が生きていてくれた事だけで幸せだったよ。