野菜の放射能吸い上げ比率公表とか言ってるが
なぜそんなものが要るのか?
放射能で汚染された土地で野菜を作るな!
何年掛かろうが徹底的に除染して放射能が「不検出」の
クリアランスレベルに達してから作付けすればいいだけ!
消費者は、微量でも放射能が含まれいる食品は、食べたくない。
安全な食品を提供するプロの矜持を見せて欲しいものだ。

しろくまのブログ


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http://www.asahi.com/national/update/0516/TKY201105160603.html
野菜の放射能吸い上げ比率公表へ 農水省、作付け判断に


野菜が成長段階で土中の放射性物質を吸い上げる比率を、農林水産省が近く公表する。トマトやキュウリなど東日本で本格化する夏野菜の作付けを前に、収穫時にどれぐらい汚染されるかの目安を示す。土壌の汚染結果と重ね合わせれば、作付け可能な品種や地域が判別できる。

  農水省によると、野菜が放射性物質を吸い上げる比率(移行係数)に関する国内のデータはほとんどない。チェルノブイリ事故時やこれまでの海外の原爆実験で のデータから、国内でも目安にできると判断した品種の移行係数を示す。葉物野菜のほか、トマトなどの果菜類、イモなどの根菜など、幅広い品種になる見込み だ。

 出荷までに一定の時間がかかるため、調査の対象は半減期が短い放射性ヨウ素ではなく、30年と長い放射性セシウムだ。これまでの調査では、ホウレンソウなど一部の葉物野菜は吸収しやすく、ジャガイモなど根菜の地下茎などの部分に集まる傾向もみられるという。

  移行係数と、畑の土壌汚染の調査をあわせると、どこで何が作付けできるのか判明する。生産者は、汚染されにくい野菜に切り替えるといった対応がとれる。農 水省なども、出荷時に優先的に汚染度合いを検査する品種を絞り込める。首都圏に供給される夏野菜の主産地は北関東や東北だ。

 福島県内で は、4月末以降に収穫されたタケノコから基準を超える放射性セシウムが検出された。タケノコは大半が土中に埋まっている。農水省は、福島第一原発の爆発事 故で上空から降った放射性物質が付着したのではなく、土中から吸い上げてため込んだとみている。11日には原発から250キロ離れた神奈川県の足柄茶も基 準を超えたが、農水省は茶も吸い上げたとみている。農水省は今後、汚染の主原因が上空からの付着ではなく土中からの吸収になるとみて、移行係数の公表を決 めた。

 政府は、イネの移行係数の指標を0.1(10%)と設定。放射性セシウムの濃度が土1キロあたり5千ベクレルを超える水田は、 収穫時にコメが食べていい基準(同500ベクレル)を上回るとして、原子力災害対策特別措置法で作付けを禁じた。原発から30キロ圏外の畑を対象にした福 島県の調査では、飯舘、大玉の両村などの計7地点で5千ベクレルを超えた。農水省は、野菜でイネの0.1を超えるものは多くないとみている。

 海外のデータは土壌の性質など国内と環境が異なり、野菜の品種が違う場合もある。このため農水省は、今後、国内で栽培される野菜の汚染データを集約し、移行係数の正確さを増していく方針だ。