福島第1で発生している炉心溶融に関連した資料を
忘備録として纏め。

判り易いフランスTVの炉心溶融CG説明


しろくまのブログ-フランスTV炉心溶融

特に1号機は、殆どの燃料棒が溶融して再び凝固して
硬い殻のようなクラストを形成
このため冷却水も凝固燃料塊の表面を流れるだけで
除熱が出来ない。


しろくまのブログ-フランスTVクラスト

クラスト殻に燃料塊が部分臨界を起こし100SV/hの
放射線と高熱を発生

このようなシビアアクシデントの研究は、
日本の高度情報科学技術研究機構(RIST)でも
行われ2006年に研究報告されている。


しろくまのブログ-シビアアクシデント時の格納容器内主事象

今まさに現実に起きている1号機の状況そのもの!

シビアアクシデント時の格納容器の健全性に関する研究
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_No=06-01-01-10


しろくまのブログ-TMI-2炉心損傷
TMI-2では、炉心の約半分が溶融していた。
福島1号機は、TMI-2の倍以上の時間、「空焚き」…
炉心は、殆ど溶けてしまっているだろう。

クラスト殻で固まった燃料ボールが格納容器底に溜まって
部分臨界で高熱と高放射線を発しているのが現状だろう。


3/18に電気新聞に寄稿されたもの
その後の状況は、反映されていないがTMI-2の解説は、
現状の福島第1にほぼ当てはまる。

http://www.sypis.jp/ishikawa.pdf