年少クラスの娘


今日は年長さんから手紙を貰ったそうな。


仲のいい子からのお手紙。


しかし娘は

他のお友だちに届いた手紙を羨ましがって

帰ってくるなり泣いている…


その手紙が可愛かったんだそうな。


「あなたのことが好きだから書いてくれたんだよ」

「書いてくれた子の気持ちを受け取るんだよ」


とかなんとか励ますも

(途中で気付いて、本人の気持ちも受け取って…)


まぁ、まだ4歳


人の気持ちを汲むなんて


それが手紙というモノを介してしまっているから

ますます分からないよね。


とりあえず求めてくれる限り抱っこして

泣きたいだけ泣かせてあげることにした。


かれこれ1時間ほどグズグズしていたか


***


私も幼稚園児〜小学生くらいの頃は

頻繁に友だちと手紙を書きあっていたのを覚えている。


中学生になると

携帯の登場により

それらはメールに置き換わり


手紙なんてなかなか書かなくなってしまった。


それが

大人になって


結婚したら


旦那さんの家系がなんとも筆まめなこと!!!


100歳にもなるおじいちゃんの家に行くと

必ずお礼の手紙を送ってくれた。


義両親も

遊びに行ったり来たりした後や

私と旦那さんの誕生日、

近年なら娘の誕生日とかクリスマスとかも


お手紙や可愛らしいカードを送ってくれる。


それから私もお返事を書くことで

手紙の良さを改めて感じるようになり


結婚して地元を離れたこともあり


社会人になっても仲良くしてくれた友人たちに

年賀状を送ったり


お世話になった昔の職場の方へ

何かの節目に報告のお手紙を書いたりするようになった。


また

結婚式は身内のみで行い

よくある披露宴での新婦から両親への手紙

みたいな時間は設けなかったので


式の終わりに手紙を渡した。

改まって両親に手紙を書いたのは

これが初めてだったかもしれない。


それから

里帰り育児中に喧嘩した時や

母の誕生日に手紙を書いた。


そしたら

少し前、思いがけず、

何でもない時に母から手紙が来た。


私の里帰り育児中、

正社員で働く母はほとんど休まず働いていたため

私のことは祖母にお任せだったことが

心残りだったとか…


まさかそんなこと想っていたとは思わず

驚きと嬉しさとが込み上げた。


今、第二子の妊娠中。


今回は里帰りせずに産むことにして

産後は母が仕事を休んで1〜2週間ほど手伝いに来てくれる予定になっている。


私も楽しみだし

母もかつての穴を埋めたいとの思いもあって

楽しみにしている様子。



手紙って、不思議。


直接だと話しにくいことでも


手紙のほうが記録に残ってしまうのに、


書けてしまうよね。