私は介護福祉士として精神科病院で働いていますが、仕事で感動した瞬間があります。
それは、ある患者さんとの出会いでした。
その患者さんは、統合失調症という病気で入院していました。
統合失調症というのは、現実と幻想が区別できなくなる病気です。
その患者さんは、自分が神だと思っていて、他人に命令したり暴れたりしていました。
私はその患者さんの担当になりましたが、最初は全く話し合えませんでした。
その患者さんは私を無視したり罵ったりしました。 私は諦めずにその患者さんに話しかけたり、
一緒に活動したりしました。 するとある日、その患者さんが突然私に笑顔を見せてくれました。
「あなたは良い人だね」と言ってくれました。
私はその言葉に涙が出そうになりました。
その患者さんはその後も少しずつ回復していきました。
私はその患者さんとの関係を大切にしました。