昨日で妊娠32週目に入りました、ワタシです。
食欲が落ちて食べる量が少なくても体重が増えたり、睡眠の質が落ちたり、朝起きると胃もたれがしたり・・・妊娠後期の症状が色々と出てきました
あと5週間で正産期になると思うとドキドキ。不安もいっぱいですが、今できることをしようと昨日からホコリかぶったヨガマットを引っ張り出して骨盤のストレッチとかしています・・・笑
ポジティブな気持ちで出産を迎えるためにもう一つワタシがしているのは「ヒプノバース法」の勉強と練習。ヒプノバース(Hypnobirth)という出産法、みなさんは聞いたことありますか?
ヒプノバースとは?
簡単に直訳すると催眠出産なのですが、催眠術とは関係ありません!
ヒプノバースはイギリスでは両親学級などでも紹介される陣痛の痛みを和らげる方法の一つ。あのキャサリン妃もヒプノバース法で出産したのだとか。呼吸を整え、瞑想をしたり、出産に対してポジティブな思考を持つことで、気持ちを落ち着かせ、深いリラクゼーションに入り、できるだけ自然で穏やかな出産をするという方法です。
ワタシはこの本で学んでいます。イギリス人の著者なので、NHS(イギリスの国民保健サービス)についても学べて良いです。
リラックスしてどうなるの?
陣痛というのはオキシトシンというホルモンの分泌によって始まります。実はこのオキシトシン、リラックスしている時やハグをしたりスキンシップをすることで「幸せ」と感じた時に分泌される「幸せホルモン」の一つ!
しかし・・・
痛かったり、怖かったり、緊張していたりすると、当然幸せホルモンは分泌されず、逆に筋肉は強張ってしまいます。そしてオキシトシンとは逆効果のホルモン、アドレナリンなんかも分泌されちゃって、身体がどんどん強張って、余計痛みを感じちゃって、良い陣痛は起こらなくなってしまいます。
気持ちを落ち着かせて、前向きな気持ちで一つ一つの陣痛を迎えて、リラックスすることで良い陣痛が起き、スムーズに出産できるというのがヒプノバース法です。
どうやってリラックスするの?
まずは自分の好きなもの、五感を通してリラックスできる方法を考えることだそうです。
例えば、
「目」:家族・友達・ペットの写真
「耳」:お気に入りの曲やBGMを繋げたプレイリスト
「鼻」:リラックスできる香りのスプレー
「舌」:大好きなスナックや飲み物
「皮膚」:クッション、リラックスできるパジャマ、マッサージ
などなど
ワタシは今ちょうど入院バッグを準備しているところなので、スナックはお煎餅にしようかな〜飲み物はアクエリアスがいいな〜とか楽しく考えています。
そのほかにも、陣痛に合わせた呼吸法、ポジティブな気持ちを保つための思考などもリラックスに繋がります。
陣痛は自分の身体の中から生まれる痛みだから乗り越えられないわけがない!必ず乗り越えられる!
陣痛を受け入れて、自分の身体を信じて、自然に任せる!
一つ一つの陣痛の波が過ぎることで、赤ちゃんに会える瞬間にまた一歩近づける!
こういったポジティブな考えを自分の中で言い聞かすことで、気持ちを落ち着かせます。
長い道のりかもしれないけど、必ず終わりが来る!
(ちなみにこれは新婚旅行で行ったマウイ島ハレアカラから見た日の出)
そして最後にもう一つヒプノバース法で大事と言われているのが、出産に対する正しい知識を身に着けること。自分の身体に起きることをよく理解することで、自信を持って出産を迎え、また当日たとえ予想外のことがあったとしても、落ち着いて正しい判断を下すことができて、全体的にポジティブで穏やかな出産ができるということだそうです。
複雑そうに聞こえるけど、とにかくキーワードは「リラックス」のようですね!
リラックスできるようにがんばろ・・・
昨日でNHSが無料で行なっている両親学級も最後のセッションが終わったし、今週末からNCT(National Childbirth Trustというチャリティー団体)の産前クラスが始まるし、出産とベビーのことが盛りだくさんの今日この頃。そろそろカーシートやベビーカーを買わないとな。
明日は久しぶりのスキャン!ベビ子に会えるのが楽しみ。元気にしてるかなぁ〜