熊取町介護者(家族)の会です飛び出すハート


少しうたた寝して

油断して肩や首が少し寝違え痛みますえーん

若いときは

ソファから手や足が

変な形でぶら下がっていようが

少々首が曲がっていようが

平気だったのにおーっ!


若いときには感じなかった

そんな体へのいたわりが

必要になることが多くなりました

実感しています


介助の場面では

一つの動作をする前に

その人がどれだけ

ベストの状況で

動き出すことができて

次の動作まで進めるか

それは環境を含め

その方の体の状況

姿勢、体調、心の状態を感じ

把握すること

そのうえで

介助する力の加減

動いてもらいたい方向

しっかり支えるタイミング

伝わる声かけの言葉の選び方

声のトーン

考えることはたくさんあります

そんな当たり前のこと

と思われますか?

それともそんな細かなこと

と考えますか?


例えば先ほどの私

ソファで寝違えて

いててっとなっているときに

いきなり腕を持って

動かされたら

しびれた足で

力任せに立たされたら…

どれだけ優しい声かけをされようが

私なら声をあげて拒否し

怒りを見せると思います

それに今の私なら

察知する力もあり

自分の状況も説明できます

言葉でうまく伝えられない人は?

状況を認識する力が弱っている人は?


そんな介助しません!

と思いたいところですが…

体を丸めかたく動こうとしない人や

声をあげ時に手や足が出るという人に対して

介護拒否、非協力的という引き継ぎ

レッテルをはっていないでしょうか

意外とこんなことで?ということで

その人のやる気を削いでしまっていることは

あると思うのです


介護士を含めた介護の場面に携わる専門職

少なくとも介護のプロと呼ばれる私たちは

その人の一番ベストな動きを引き出すために

その細かな準備からアプローチを

技術として

身につける努力をすることは

他の職業と同じ

当たり前のことですよね


訪問介護の報酬が引き下げられる

そんな残念なニュース

訪問介護という仕事の大切さが

認識されていない

評価されていないことに

とても悲しい思いがあります

でも嘆いていても仕方ありません

私たちがこれから

その残念な評価に立ち向かう?ためには

この仕事に誇りを持ち続けること

発信することも必要ではないかと思っています

そのためには

やはりいい介護

その人が元気になる介助

生きる力を引き出す介助

技術として意志として

体に心に身につけて

それを実践

成果としてわかりやすく発信していく

そんなことの大切さを感じていますおねがい


熊取町介護者(家族)の会HP

https://kumatorikaigo.jimdosite.com/


次回つどい

4月17日(水)

ふれあいセンター4F

研修室