熊取町介護者(家族)の会ですにっこり

私の孫である男の子二人
お母さんである私の娘家族と公園に行って
楽しく遊んでいる
ほのぼのとした動画や写真を
よく送ってくれます
癒やされながら見ていました
その中のひとつ

お兄ちゃん
一生懸命登ろうとしています
何度も何度も
頑張っています

娘はこちらから
じっと見守っています
お兄ちゃん
ウルトラマンになったつもりで
助走をつけて頑張りますが
なかなか登れません

次のシーンでは
まゆげを少し下げながら
お母さんに助けを求めます
「無理〜💦」

もう一度登りはじめます
一歩二歩までは
自分の力で踏ん張っています
そして
ちょっと見えにくいですが
娘か少しだけお尻の下を支えています
お兄ちゃんの動きに合わせて
そっとそっと支えているだけです

そしてもう大丈夫というところで
そっと手を引きます
お兄ちゃんはそこから自分の力で
登っていきます

やった〜!
登れましたチョキ

すごいなぁと思いました
親子の日常の中でよく見る光景ですね
当然のことかもしれませんが
親は知っているんですね
子どもが
あのてっぺんにどうやって登りたいのか
どう手伝うと
やったーという気持ちで
あのてっぺんに立てるのか
一歩目二歩目は見守っています
ここってところで支えるんです
そしていいところですっと引くんです
親はすごいですね
子育ての中で
その月齢や年齢に合わせて
自然とそれをやっている
とはいえ
時にはやり過ぎることもあり
まちがうこともあるでしょう
その日常の中で
子どもの様子をみたり話したり
性格やその時の気分もあって
タイミングを図ってみたり
加減をみたり
そして適度な支えができるのですね
私もそうしてきたのでしょうニコニコあせる

人を支える場面として
同じく介助の基本は
そこにあるような気がします

私たち専門職は
やり過ぎることが多い
本人の力以上に押したり引っ張ったり

子どもなら
不平不満をぶつけます
「そうじゃない!」と
教えてくれるでしょう

介護の場面
やり過ぎや力まかせの介助をしても
ほとんどみなさん
よっぽど痛みや恐怖を感じたとき以外は
じっと我慢をして
いやさせてしまっていることが多い
と思っています
怖いのは
そんな間違った介助は
簡単に生きていく意欲を失わせてしまうのです
もっともっと
介助の場面が見直されないと
反省を込めて感じています

大切なことを教えてもらったなぁと
ほのぼのと
孫たちの可愛い姿に
目を細めて
癒やされながら
そんなことを考えましたニコニコ